芸能

市川猿之助、香川照之へ向けられた強烈な敵愾心 香川の性加害報道には「ああはなりたくない。恥ずかしい」と漏らしていた

香川照之の性加害報道の際

香川照之の性加害報道の際、同じ澤瀉屋の一門としてショックを受けた様子は見られなかったという猿之助(写真は2023年春)

 5月18日の10時過ぎ、歌舞伎俳優の市川猿之助(47才)が自宅の半地下にあるクローゼットで倒れているところを発見され、緊急搬送された。2階のリビングでは父の市川段四郎さん(享年76)と母親(享年75)が並んで仰向けで倒れており、母親はその場で死亡が確認され、段四郎さんは搬送先の病院で亡くなった。

 18日は、弟子筋の歌舞伎役者や俳優、裏方スタッフに対する、猿之助によるセクハラ・パワハラ疑惑を報じた本誌『女性セブン』2023年6月1日号の発売日でもあった。自宅で倒れている3人を発見し救急に通報したのは、猿之助のマネジャー2人。そのうちの1人が、俳優としても活動する40代のA氏だったとされる。猿之助が絶対的な信頼を寄せているとされる人物だ。

 猿之助の発見時、近くには“遺書”のような書き置きがあったという。

「そこには、猿之助さんの本名と一緒に《A 次の世であおう》といった趣旨のことが書かれていました」(捜査関係者)

 その“遺書”以外にも、猿之助は書き置きを残していたという。

「《自分の財産はAに相続させる》といった猿之助さんの意思が綴られていました。猿之助さんは未婚で、お子さんもいなかったですから」(全国紙社会部記者)

 猿之助は、骨董品のコレクターとして有名だった。

「アンティークの茶器や皿、器などのほか、浮世絵のコレクションは2000枚ほどと聞いています。バッグや靴など身につけるものもブランドものが多かった」(芸能関係者)

 実際、2016年には自身の骨董コレクションをまとめた書籍『猿の眼 僕ノ愛スル器タチ』を刊行したこともあった。

「不動産や金融資産だけでなく、自分が大切にしてきた貴重なコレクションが誰の手に渡るのか、ということに強い関心があったのでしょう。もちろんAさんに対する親愛の情から、託したいという気持ちがあったのだと思います。ただ、切羽詰まった精神状態で、そこまで冷静に細やかな行動ができたことは解せない部分がある。

 梨園関係者の間では、“Aさんに渡したいというより、『あの人』には絶対に渡したくないという強い気持ちがあったのだろう”とみる人が少なくありません。歌舞伎の世界では一族・一門の結束が何より大切にされるので、“一族以外の人に遺産相続をさせたい”というのは、よほどのことだからです。『あの人』とは、同じ澤瀉屋の歌舞伎役者である市川中車さん(香川照之・57才)です」(歌舞伎評論家)

関連記事

トピックス

錦織圭とユニクロの関係はどうなるか(写真/共同通信社)
「ご本人からの誠意ある謝罪があった」“ユニクロ不倫”錦織圭、ファーストリテイリング広報担当が明かしたスポンサー契約継続の理由
週刊ポスト
趣里と父親である水谷豊
《女優・趣里の現在》パートナー・三山凌輝のトラブルで「活動セーブ」も…突破口となる“初の父娘共演”映画は来年公開へ
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏は2017年にダブル不倫が報じられた(時事通信フォト)
参院選落選・山尾志桜里氏が明かした“国民民主党への本音”と“国政復帰への強い意欲”「組織としての統治不全は相当深刻だが…」「1人で判断せず、決断していきたい」
NEWSポストセブン
岐阜の「池田温泉旅館 たち川」が突然の閉鎖、事業者が夜逃げした(左は旅館のInstagramより)
【スクープ】岐阜県の名所・池田温泉の人気旅館が突然の閉鎖 町が運営委託した事業者が“夜逃げ”していた! 町長からは228万円の督促状、従業員が告発する「オーナーの計画」 給料も未払いに
NEWSポストセブン
オンカジ問題に揺れるフジ(時事通信)。右は鈴木善貴容疑者のSNSより
止まらない「オンカジドミノ退社」フジテレビ社内で話題を呼ぶ
NEWSポストセブン
現地取材でわかった容疑者の素顔とは──(勤務先ホームページ/共同通信)
【伊万里市強盗殺人事件】同僚が証言するダム・ズイ・カン容疑者の素顔「無口でかなり大人しく、勤務態度はマジメ」「勤務外では釣りや家庭菜園の活動も」
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《元人気芸妓とゴールイン》中村七之助、“結婚しない”宣言のルーツに「ケンカで肋骨にヒビ」「1日に何度もキス」全力で愛し合う両親の姿
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《まさかの“続投”表明》田久保眞紀市長の実母が語った娘の“正義感”「中国人のペンションに単身乗り込んでいって…」
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【スクープ】大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた! 今年夏完成予定の工期は大幅な遅れ…今年1月には「真美子さん写真流出騒動」も
NEWSポストセブン
江夏豊氏(右)と工藤公康氏のサウスポー師弟対談(撮影/藤岡雅樹)
《サウスポー師弟対談》江夏豊氏×工藤公康氏「坊やと初めて会ったのはいつやった?」「『坊や』と呼ぶのは江夏さんだけですよ」…現役時代のキャンプでは工藤氏が“起床係”を担当
週刊ポスト
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン