岸田文雄首相の選挙応援演説会場として4月に注目された和歌山県雑賀崎漁港は「日本のアマルフィ」と呼ばれることで知られている。日本全国各地を見遣れば、この国は世界に誇るべき景勝地の宝庫だった。
●世界一“インスタ映え”する天空の鏡
・父母ヶ浜海水浴場(香川県)
干潮と日の入りが重なった時などの“奇跡”の瞬間にしか見られない絶景で知られる「ウユニ塩湖」(ボリビア)にそっくりとSNSで話題に。
●本家も公認した日本のアマルフィ
・雑賀崎漁港(和歌山県)
山の斜面に家々が密集する景観が「日本のアマルフィ」と呼ばれる由縁。2019年にはアマルフィ市長(イタリア)も訪れ、交流を深めた。迷路のように入り組んだ路地は撮影スポットの宝庫。
●青の神秘に包まれる非日常の空間
・真栄田岬(沖縄県)
海面をコバルトブルーに輝かせる「青の洞窟」の幻想的な景観は、本家イタリアだけでなく、世界に誇る沖縄の透明感溢れる海でも堪能できる。洞窟の外に生息する数多の熱帯魚が、訪れた者を出迎える。
●道の駅から歩いて3分の「東洋のナイアガラ」
・原尻の滝(大分県)
幅120メートル、高さ20メートルを誇り、まるでアメリカとカナダ国境にある「ナイアガラの滝」。平野にあるためアクセスしやすく、隣接する「道の駅原尻の滝」から徒歩3分で「日本の滝百選」に選ばれた大瀑布を拝める。