芸能

声優・小野賢章、変化する仕事観「20代はしっくりこない役柄に“僕じゃなくても”と悩むこともありました」

小野賢章

撮影テーマは「ふたりきりで過ごす休日」

 声優だけでなく俳優や歌手としてもマルチに活躍する小野賢章。4才で子役デビューし、今年で芸能生活30年目になる小野にオンとオフの切り替えについて聞いた。

「ストレス解消はオンラインゲームですね。家では、ほぼ毎日友達とオンラインで会話しながら遊んでいます。休日は前日の夜から一晩中気を失うまでプレイします。そのまま目覚ましをかけずに昼過ぎまで寝続けるのが幸せです(笑い)」

小野賢章

ソファでくつろぐ

 おうち時間だけでなく、休日に出掛けるのも好きだと語る。

「歴史もののマンガをよく読むのですが、ゆかりの神社仏閣とかを訪ねるのが特に好きで。この前も『へうげもの』という、千利休のお弟子さんの古田織部が主人公のマンガを読んで“千利休をたどる旅”を京都でしてきました。京都国立博物館に焼き物を見に行って『うわ! マンガで見たやつだ!』と興奮しましたね」

 そんな小野も33才。昔と比べて仕事観に変化はあるのだろうか。

「20代はとにかくどんな仕事も受けていました。なかにはしっくりこない役柄とか、僕じゃなくてもできるんじゃないかと悩むこともありました。30代になってからは、1つ1つの仕事の質を高めて、より丁寧にやっていくようにしています。昨年、僕が企画するかたちで京都の西本願寺内で朗読劇をしたんですが、とても楽しくて。引き続き仕事を受けるだけじゃなくて、企画する側にも挑戦していきたいと思っています」

小野賢章

家ではオンラインゲームを楽しむという

【プロフィール】
小野賢章(おのけんしょう)/1989年10月5日生まれ。福岡県出身。子役から活動を開始し、映画『ハリー・ポッター』シリーズの主人公ハリー役の日本語吹き替えをきっかけに、声優としてアニメ『黒子のバスケ』(黒子テツヤ役)、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(ジョルノ・ジョバァーナ役)、『SPY×FAMILY』(ユーリ・ブライア役)などに出演。2021年度、第16回声優アワード主演男優賞受賞。世界文化遺産「下鴨神社」にて10月21日(土)と22日(日)に上演される、書き下ろし作の朗読劇「鴨の音 第四夜」に出演決定(チケット予約は7月開始予定)。

※女性セブン2023年6月8日号

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