スポーツ

大谷翔平がチームメイトを爆笑させたジョークを親友・サンドバル投手が紹介「彼はみんなが考えているより英語ができる」

大谷翔平の“親友”パトリック・サンドバル投手(写真提供/LosAngelesAngels)

大谷翔平の親友のパトリック・サンドバル投手(写真提供/LosAngelesAngels)

 二刀流の“ユニコーン”と呼ばれ、世界トッププレイヤーとなった大谷翔平(28)。その活躍ぶりは連日報じられているが、ダグアウト裏や私生活で見せる顔はなかなか日本に届かない。米カリフォルニア州アナハイムにあるエンゼルスの本拠地・エンゼルスタジアムに赴くと、チームメイトが大谷の意外な素顔を明かしてくれた。ノンフィクションライターの水谷竹秀氏による独占現地レポートである。

 * * *
「ロッカーでさっき翔平と(通訳の水原)一平に声をかけられたんだ。つい10分前のことだよ」

 大谷翔平はふだんどんなキャラなのか──5月22日、本拠地エンゼルスタジアムで行なわれたナイターゲームの試合前、この質問を投げかけた途端嬉しそうに話し出したのは、大谷の“親友”パトリック・サンドバル投手(26)だ。左腕は大谷の“ジョーク”を思い出したのか、笑みが抑えきれない表情で話した。

「翔平が『おい、何をやったんだよ』って。『僕が何かした?』って聞いたら、『(スタジアム正面に飾られた)垂れ幕からお前の顔が消えて、(抑え投手の)エステベスに変わっているよ』って。『本当に?』って聞いたら、『冗談だよ、冗談』って言うんだ。みんな爆笑さ。今日翔平とした、最初の会話だよ」

 サンドバルはエンゼルスの主力投手だ。今年3月に開催されたWBCではメキシコ代表として準決勝で日本戦に先発登板し好投したことで印象に残っている人も多いだろうが、そんなサンドバルは大谷と度々談笑する姿が見られる。

「ある時には僕を驚かそうとして、小さなボールを重そうなふりをして投げてきたことがある。彼は冗談が大好きなんだ。

 通訳を通さずにコミュニケーションを取る時もあるよ。彼はみんなが考えているより英語ができる。特に野球の話になると会話ができるね。彼がピッチングしている時にどう感じているのか、あるいは球種について、どんなボールの握り方なのかについてよく話すよ」

 大谷と食事にも数回行ったという。

「一度、焼肉屋に連れて行ってくれたことがある。僕が一番美味しかったのは、生のビーフに卵が乗っかっていた食べ物(ユッケ)だった。食事の時、翔平は水を飲んでいたね。その時は僕も含めてアルコールは飲まなかった。野球選手として、アルコールが体の回復にいかに影響を与えるかはわかっているから。多くの選手は何年か前に比べて、アルコールの摂取量が減っているよ。やっぱり睡眠や体の回復を重視しないといけないからね。

 今年のキャンプ中にも翔平と寿司屋に行ったし、投手陣20人でステーキを食べに行った時も、翔平は一緒だった」

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン