7月放送開始予定の連続ドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)を、主演の鈴木京香(55才)が降板すると発表されたのは、5月11日のことだった。
「撮影初日の5月9日の夜に体の不調を訴え、主演を降りることになりました。京香さんの所属事務所は“入院も手術もしていない”と発表したものの、現在まで具体的な病状は明かしていません。彼女は自宅で療養を続けているそうです」(芸能関係者)
降板が発表されて以降、京香のマンションに一台の高級車が頻繁に出入りするようになった。ハンドルを握るのは、神妙な面持ちの長谷川博己(46才)だった。
近年の京香は、体調の不安を感じさせないほどに充実していた。2020年には4月クールから8月、10月と3期連続でドラマに出演し、翌2021年はNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』、昨年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で重要な役どころを演じた。降板した『この素晴らしき世界』は、京香にとって3年ぶりとなるフジテレビ系連続ドラマの主演になるはずだった。
「台本も京香さんのイメージに沿って『当て書き』されたオリジナルストーリーで、京香さんありきのドラマでした。責任感の強い彼女が降板したことで、“よほど重い症状なのではないか”“命にかかわる病気なのではないか”といった声も飛び交いました。近年は更年期障害の症状に悩まされていたという報道もあり、病状をめぐっては情報が錯綜しています」(芸能記者)
周囲が心配を寄せる京香の身をもっとも案じているのが、長年交際を続ける長谷川だ。ふたりは2010年のドラマ『セカンドバージン』(NHK)での共演をきっかけに交際をスタート。9才年下の長谷川は当時ブレークしたばかりで、トップ女優の京香とは“格差カップル”といわれたこともあった。しかし長谷川はステップアップを続け、2020年にはNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主演を張るほどのトップ俳優に上り詰めた。
「これまで破局報道が出たこともありましたが、現在まで約13年にわたり交際を続けています。コロナ禍以降は感染リスクや仕事への影響を考慮して、ふたりは近場にそれぞれ居を構え、長谷川さんがしばしば京香さんの自宅を訪れる“通い愛”の形をとっていたようです。同棲という形はとってこなかったはずです」(前出・芸能関係者)
つかず離れずの“大人の恋愛”を続けてきたふたりだが、最近、長谷川の行動に変化が見られるようになったという。