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2023.06.02 16:00
週刊ポスト
朝日新聞元論説副主幹・恵村順一郎氏が明かしたパーキンソン病との闘い「便秘と震え、気づけば手足が…」
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恵村順一郎氏がパーキンソン病との闘いを語る
朝4時、朝食、午前9時、昼食、夕食の1日5回も服薬
「ただひとつ言えるとしたら、朝日新聞の記者として生きた日々は僕の誇りです」
最初に違和感を覚えたのは9年ほど前、左足が膨らんでいく感覚などがあったという
「まず左の手足が震えるようになった。パソコンで記事を書こうとするとミスタッチする」
妻の俊美さんも「病院に行って」と心配していたという
発症当初は原因が分からず、さまざまな苦労を経験している恵村順一郎氏
食事も取れず、体重が10kg以上減った恵村氏
「苦しい時期を支えてくれたのが妻の俊美です。『素粒子』は夕刊なので出社は早朝。妻は通勤定期を買い、毎朝、始発に近い電車で会社に向かう僕に付き添ってくれた」
妻の俊美さんは介護職員初任者研修を受講して恵村氏のサポートをしている