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【ガチャピン&ムック 50周年対談】対談で振り返る“ガチャピンのチャレンジ” ムック「ただただ成功を祈っておりました」

昨年末は生中継で南極のいまをレポート! お正月は、観測隊のみなさんとおせち料理も食べた(C)GACHAMUKKU

昨年末は生中継で南極のいまをレポート! お正月は、観測隊のみなさんとおせち料理も食べた(C)GACHAMUKKU

 1973年に放送開始した幼児教育番組『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ系)に登場して以来、幅広い世代に愛されてきたガチャピンとムックは、今年で誕生50周年を迎えた。最近は番組の枠を飛び出して、YouTube動画クリエーターとしても注目を集めているガチャピンとムックに、これまでのチャレンジの歴史を振り返ってもらった。(全3回の第2回。第1回から読む

 * * *
──50年の放送で、印象に残っている回を教えてください。

ガチャピン(以下、ガ):ぼくは放送5000回のときにNHKからじゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの3人がスタジオに遊びに来てくれたときかな。「みんなともだち」を一緒に歌ったね。

ムック(以下、ム):にぎやかでしたねえ、わたしたちも『にこにこぷん』のイベントに出ましたねぇ。

ガ:そうそう、みんな元気かなぁ。

ム:わたしは『ひらけ!ポンキッキ』から『ポンキッキーズ』に変わったときですね。いままでとまったく違う番組になり、出演者のかたもたくさんいらっしゃって、毎朝生放送で、スタッフさんもたくさんいて、山田のぼるくん(俳優の高泉淳子演じる、くるくる髪に黒メガネの少年で、番組の進行役を担っていた)のオムレツパンチとか、オムレツアイコン、アチチノチィとかマネしてましたねえ。

──ガチャピンがこれまでやってきたチャレンジの数々を教えてください。

ガ:えーとねえ、いっきに行くよ! フリークライミング、スキージャンプ、ウインドサーフィン、エアリアル、パラセーリング、トランポリン、スキー、フィギュアスケート、サーフィン、ヒマラヤ登山、パラグライダー、ウルトラライトプレーン、パラシュート、スキューバダイビング、ハンググライダー、富士山登山、乗馬、フライボード、スカイダイビング、カヌー、ランドヨット、水上バイク、スノースクートクロス、やぶさめ、ラート、ジェットホバー、チアリーディング、スノーモービル、カート、ウェイクボード、モトクロス、スノーボード、体操、モーグル、スノーボードクロス、ジムカーナ、トライアル、BMX、ボブスレー、宇宙旅行などなど(ハァハァ)……。最近ではシルク・ドゥ・ソレイユの『アレグリア』にチャレンジしたよ。

ム:ちなみにわたしも、ガチャピンの応援隊長以外に最近は音楽家ムックということでピアノやドラム演奏をさせていただいておりますです。

ピアノが超絶に上手なムック。葉加瀬太郎とセッションしたCMも記憶に新しい(C)GACHAMUKKU

ピアノが超絶に上手なムック。葉加瀬太郎とセッションしたCMも記憶に新しい(C)GACHAMUKKU

──特に大変だったチャレンジは何ですか?

ガ:どれも大変だったけど、強いて挙げればヒマラヤ登山と宇宙旅行かな。命にかかわるチャレンジだったからね。

──ムックはどんな思いで見守っていたの?

ム:ガチャピンがチャレンジするときはいつもドキドキしっぱなしで。もちろん、信じていましたけど、予想もつかないことが起こるのもチャレンジシリーズですから、もしものことを考えると涙が止まらなくなるので、ただ、ただ、成功を祈っておりました。

ガ:ヒマラヤも宇宙も、長い間ムックと離れていたからね。心配かけてごめんね。

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