芸能

【ガチャピン&ムック50周年対談】100年後を大予想 ガチャピン「地球にいないかもしれない」

『アレグリア』では、ガチャピンは人気演目『パワートラック』に参加(C)GACHAMUKKU

『アレグリア』では、ガチャピンは人気演目『パワートラック』に参加(C)GACHAMUKKU

 1973年に放送開始した幼児教育番組『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ系)に登場して以来、幅広い世代に愛されてきたガチャピン・ムックが、今年で誕生50周年を迎えた。最近では番組の枠を飛び出して、YouTube動画クリエーターとしても大人気のガチャピンとムックに、これまでを振り返りつつ、とこれからについて語る。(全3回の第3回。第1回から読む

 * * *
──番組内ではたくさんのヒット曲が生まれましたよね。その中で、お気に入りの歌を教えてください。

ガチャピン(以下、ガ):本当に大好きな歌ばかりで選べないけど、あえていうなら、ぼくのソロデビュー曲の『たべちゃうぞ』(1975年の楽曲。当時「子供を食べる」など歌詞が怖いとのクレームを受け、2週間で放送中止に。しかし、現在も歌い続けている)かな。吉田拓郎さんが作ってくれたんだよ。

ムック(以下、ム):わたくしもあえて選ぶのであれば、わたしのソロデビュー曲の『こんこんこんのこぎつねさん』(1989年)ですかね〜。

ガ:ぼくとムックのことを歌った『このみちどんどん』(1987年)は“オキニ”というか鉄板だよね。

ム:日本中の人が知ってる『およげ!たいやきくん』(1975年)も外せませんよ。

ガ:だめだ〜、次から次へと気になる曲が出てくる!

──では次の話題へ。現在放送中の『ガチャムク』(BSフジ)では、鈴木福くんが2度目のMCを務めていますが、当時といまの印象は?

ガ:福くんに初めて会ったのは『beポンキッキーズ』(BSフジ、2011〜2017年)のとき(福くんは当時7才)で、また一緒に番組ができるって聞いたときは本当にうれしかったです。昔は小さくてかわいいって印象だったけど、いまの福くんは頼れるお兄さんです。

ム:当時、福くんと谷花音ちゃんがポンキッキシリーズ初の子供のMCということで記者会見もやったんですけど、わたしよりしっかりインタビューに答えていてびっくりしました。収録スタジオに妹弟の夢ちゃんや楽くんがよく遊びに来ていて、妹弟をとても大切にしている福くんの姿をいまも思い出します。

──今後、どんなことにチャレンジしていきたいですか?

ガ:これからも新しいスポーツが生まれたらいろいろ挑戦してみたいけど、今回、南極に行ってみて、地球のことをもっともっと勉強したいなぁって思いました。地球の大自然をいろいろ冒険してみたいなぁ。

ム:いいですねえ、ガチャピン。その冒険、ぜひわたしも行かせてください。ガチャピンの冒険をいちばん近くで見ていたいですから。チャレンジャーガチャピンから冒険家ガチャピンの誕生ですね!

ガ:違うでしょ、冒険家ガチャピン・ムックでしょ!

ム:ガチャピ〜〜〜〜ン(涙)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン