4月下旬、東京の下町で「まさか、こんなところで会えるなんて」と、興奮気味に声を上げた女性がいた。彼女の視線の先にいたのは、目下売り出し中の俳優、内藤秀一郎(27才)だ。ドラマの撮影中のようで、休憩時にスタッフらと意見交換する表情は真剣そのものだった。
内藤は2018年にネット配信されたドラマ『星屑リベンジャーズ』(AbemaTV)で俳優デビュー。2020年には『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)に主演し、「長身イケメン俳優」として知られるようになった。
あるテレビ局関係者によれば、「その日は現在放送中の『サブスク彼女』(朝日放送テレビ)の撮影だったようです。大切なシーンだったのか、納得いくまで撮影を繰り返したようですよ。クランクアップだったということもあって、現場はいつも以上に熱を帯びていたみたいですね」とのことだ。
身長は公称185cmだが、ロケ現場の彼は遠くから見てもスラッとしたスタイルで目立っていたようだ。
「内藤さんは『仮面ライダーセイバー』で主人公の神山飛羽真を演じました。仮面ライダーに変身した後のアクションシーンだけでなく、変身前の演技も好評でしたね。神山の職業が小説家というアクションとはギャップのある難しい役どころだったのですが、独特な雰囲気で演じていました。190cm近い長身で、ファッションモデルとしても活躍しているので、今後メディア露出は増えていくのかもしれません」(芸能関係者)
仮面ライダーシリーズといえば、若手イケメン俳優の登竜門として知られる。過去にはオダギリジョー(47才)が「仮面ライダークウガ」を演じ、佐藤健(34才)が「仮面ライダー電王」を、菅田将暉(30才)が「仮面ライダーW」、竹内涼真(30才)が「仮面ライダードライブ」役を務め、トップ俳優へとステップアップしていった。