マスクなしの生活が戻りつつあるいま、あなたのメイクは大丈夫? 3年半前どころか、ひと昔前のメイクのままでは、マスクを外した途端、昭和の香り全開に。いまこそ新しいメイクに挑戦するチャンスです。なんとなく続けてきた常識を見直して、若々しいいまどき顔を手に入れましょう!
【教えてくれた人】
ヘアアップアーティスト・広瀬あつこさん/女優や人気モデルから多くの指名を受ける。雑誌等で紹介する、誰にでも真似できるメイクテクニックが好評。著書に『スマイルメイク』(世界文化社)がある。
エディター・大塚真里さん/出版社勤務後、化粧品ブランドの広告制作を経てフリーに。女性誌の美容ページや書籍、広告を多数手がける。最新のコスメ情報に精通している。
美容部員・BAパンダさん/大手化粧品会社の現役美容部員。著書『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』(ダイヤモンド社)が17万部超えのヒット。
ヘアメイク職人・化け子さん/ヘアメイク歴30年以上。経験をもとに、40〜50代以上のメイクの悩みに答えるYouTubeチャンネル『ヘアメイク職人 化け子の駆け込み寺』が大人気。
目指すのは“素顔の延長”のようなキレイ
太いアイラインに代表されるように、ひと昔前は「メイクした感を出す」ことが重要だった。大塚さんは言う。
「いま大切なのは、“ナチュラルなのにいい感じ”。大人の肌に合うコスメやメイクテクを取り入れれば、いまの自分を最大限に生かしながらキレイを目指せます」
自分本来のパーツや骨格をデフォルメするのではなく、「素顔もこんな感じ?」と思わせる好印象メイクは、大人にこそおすすめ!
細いアーチ眉がコワい老け顔を作る原因!
「なんか怒ってる?」と聞かれたら、それは眉山くっきりの細いアーチ眉を続けているせいかも。
「自然な太さのある平行眉なら好感度もアップ。1本1本毛のように描けるペンシルタイプのアイブロウは、メイクが苦手な人にも使いやすいですよ」(広瀬さん)
「平行眉はどんな人にも似合う眉。眉尻を眉頭より下げないように注意して」(BAパンダさん)
キリッと上がった眉山がキツい印象を与える=NG
緩やかな平行眉でやさしい雰囲気に=OK