「女優業とママ業の両立はきっとできる、と信じてがんばってきたかいがあったなと感じています」昨年5月、第14回ベストマザー賞芸能部門を獲得し、授賞式でそう語った広末涼子(42才)。3人の子供たちに囲まれ、女優とママという二足の草鞋を履く生活を送ってきたが、忙しくも充実した彼女の日常は、ひとりのカリスマシェフとの出会いによって一変した。
『週刊文春』(2023年6月8日発売号)が、広末と有名シェフ・鳥羽周作氏(45才)の不倫を報じた。2人は14日、記事の内容を認めるコメントを出した。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『らんまん』では主人公の母親役を演じ、女優として役柄をさらに広げていた広末。だが、彼女は女優やママである前に、ひとりの「女」として本能に従って生きてきた「愛の遍歴」を持つ。
高知県出身の広末は1995年にデビュー。翌年、出演したNTTドコモポケベルのCMで脚光を浴び、1997年に発表したファーストシングル『MajiでKoiする5秒前』は約60万枚のヒットとなった。
透明感のある“清純派”として人気を集める一方で、当時から共演者キラーと呼ばれた。ドラマで共演した鳥羽潤、柏原崇との恋仲が噂され、高校3年生の秋にはモデルのMITSUUと新宿で映画デートする姿がキャッチされた。
「1999年には伊勢谷友介さんと広末さん、広末さんの母親の3人で横浜・伊勢佐木町を練り歩く姿が激写されました。このとき、広末さんは伊勢谷さんの乗るバイクの後部にまたがり、2人だけのタンデムデートも楽しみました」(芸能関係者)
同年、早稲田大学教育学部に自己推薦入試で入学すると初登校に1000人以上の見物人が集まった。
「この頃、伊勢谷さんに代わり、金子賢さんと交際していた広末さんは、西麻布のクラブに入り浸っていました。彼女は基本的に長身のイケメンが好みなんです。深夜のクラブで、ほかのお客さんにピザを振る舞うなど、気さくな一面も見せていましたが、同時に精神的に不安定な部分も見え隠れしていました」(クラブ関係者)
2001年7月、広末の「奇行」が報じられると、世間は騒然とした。
「クラブから早朝に帰宅した広末さんがタクシーに乗り込み、2時間半かけて千葉の白浜まで行くも彼女は財布を持っておらず、食堂の老夫婦に無心してお金を借りたのです。さらにその場にいたファンと盛り上がって大声で歌ったり、地面に座り込んだりしたあげく、しまいには男性ファンの車に同乗して東京まで送ってもらうというアイドルらしからぬ行動でした。一連の騒動が写真週刊誌で報じられ、清純派のイメージが崩れて“プッツン女優”と呼ばれた時期もありました」(前出・芸能関係者)