6月14日、岐阜市の陸上自衛隊の射撃訓練場で、18歳の自衛官候補生が銃を発射し、3人が死傷した事件。逮捕された候補生は「教官を狙った」などと供述しているという。大手紙社会部記者が言う。
「事件が起きたのは岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場。自衛官候補生は3人の隊員に向けてライフル銃を発射しました。候補生の教官を務める52歳の男性自衛官と25歳の男性自衛官の2人が死亡し、別の25歳男性自衛官も怪我をしています。逮捕された候補生は警察の調べに対し、『教官を狙った』『最初に横にいた隊員を撃ち次に教官を撃った』などと供述しています」
候補生はどのような人物なのか。実家近くの住民はこう話す。
「10年か15年くらい前に家族であの家に越してきました。お子さんは5人くらいいるんじゃないかな。ただ、ご両親と交流はなくて、(逮捕された)18歳の子とも、交流はありませんでした。挨拶もしたことがありません。小さい時に家の外で兄弟で遊んでいる姿は見たことがあるのですが……」
別の住民はこう話す。
「このあたりは古くからある集落だからほとんどの人は付き合いがあるけど、あそこだけ孤立している。だからほとんど付き合いはないし、話したこともないね。ゴミ出しだけは順番でやってるんだけどね」
近所付き合いがなく、周囲から孤立していたようだが、家族仲は良かったようだ。