既存のテレビ局にはない挑戦的な番組作りで注目を集めるインターネットテレビABEMA(前・AbemaTV)には、2018年4月から社員アナウンサーが3人いる。“1期生”の彼女たちが放送では見えない、それぞれのオフを語った。
ABEMAの瀧山あかねアナが“女子アナらしくない女子アナ”と呼ばれるのは、週刊誌の表紙とグラビアで水着姿を披露した大胆さばかりではない。シーシャ(水タバコ)好きや酒好きを公言するなど、オープンな言動で従来の女子アナ像とは一線を画していることにある。瀧山アナに自身の性格について訊いた。
「もともと包み隠さず話すタイプですし、お酒やシーシャが好きだということがいつか世間に知られた時に仕事がなくなったらどうしようと、不安だったんです。『アナウンサーのイメージと違う』と幻滅されるかもしれないという、後ろめたさがずっとあって。
でもある時に番組でシーシャのワードを出したところ、スタジオの芸人さんや視聴者の皆さんが意外とおもしろがってくださったんです。不用意な発言で会社の風紀を乱さないことは肝に銘じていますが、今は素が出せるようになって、すごく気持ちがラクになりました」
この日は朝から収録だったが、前日に生放送を終えた後に餃子をつまみにビールを飲んで帰ったと、生き生きと語った。瀧山アナいわく、「仕事終わりの一杯のために頑張っている」そうで、大好きなお酒でリフレッシュしているという。
そんな瀧山アナの理想の休日とは。
「お休みの前の夜はお酒を飲んで、昼までゆっくり寝ます。午後に起きたら、わんちゃん(トイプードルの『つぶ』)と遊んで、家のことを片付けて。今はスナックめぐりにハマっているんです。
ママがいて、女性がいて、カラオケがあって、といった“ザ・スナック”が好きです。新橋、赤羽、池袋、中野など、コアなスポットへ行って、ボトルキープをしていたりします。年齢を重ねて、お酒の楽しみ方も少し大人になったのかもしれませんね。
2年ぐらい前から、“人生の先輩”のような存在のママとしゃべるようなスナックが居心地よくなったんです。『まだまだアナウンサーの仕事を頑張りたいんです。でも、女性って結婚したら、キャリアを続けるのが難しくなりますよね。ママ、私はこの先、どうしたらいいでしょう』なんて、リアルな相談をしています」