大麻取締法違反の疑いで、警視庁薬物銃器対策課に逮捕された俳優・永山絢斗容疑者(34才)。大麻の入手ルートとして浮上したのは複数の俳優やミュージシャンが関与する“ドラッグサークル”の存在だった──。
兄で俳優の永山瑛太(40才)の主演映画に感銘を受け、永山が芸能界入りしたのは18才のとき。兄と同じ事務所に所属し、2010年に初の主演映画『ソフトボーイ』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。その後も、NHK連続テレビ小説『おひさま』(2011年)や『べっぴんさん』(2016年)をはじめ、数々の映画やドラマに出演した。
「6月30日に公開される『東京リベンジャーズ2』(後編)では、前回に続いて重要な役どころで出演しているため、再撮影や再編集は事実上不可能。予定通り公開されることが決まりましたが、主要キャストが公の場に出るイベントの計画が白紙撤回されるなど現場は混乱状態です。来年放送予定のNHK大河ドラマ『光る君へ』は降板し、すでに撮り終えている未発表の配信ドラマも対応を協議しているといいます」(テレビ局関係者)
弟の起こした不祥事に兄も激怒している。逮捕後、瑛太はワイドショーの取材にこう答えた。
「おれは許さない、それだけですね。フォローするのどうのとか、関係ないですから。絢斗が俳優になりたいっていうのは、自分で決めたこと。おれは兄として応援したかった」
永山兄弟を知る芸能関係者が語る。
「無責任な行動で多くの関係者に迷惑をかけた弟に兄として怒るのは当然のこと。一方で弟の置かれたいまの状況を瑛太さんは誰よりも心配しています。ツアー中の妻の木村カエラさん(38才)も今回のことには心を痛め、できる限りのバックアップをしたいと話しているそうです」