「トップスターのプライドを背負い、孤独と戦いながら周りを引っ張っていく人物です。その、内に秘めたエネルギーを大切に、皆さんと『ブギウギ』を楽しめたらと思います」
2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(10月スタート)に出演することが発表された蒼井優(37才)は、そう決意を明かした。
戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルに、『東京ブギウギ』や『買い物ブギー』などの名曲とともに描かれる同作でヒロイン・鈴子を演じるのは趣里(32才)。蒼井は、鈴子が入団する歌劇団の先輩で、憧れの存在・大和礼子を演じる。
「蒼井さんは、昨年8月の第1子出産からの復帰作です。意外なことに朝ドラへの出演は初めて。撮影は今年3月にクランクインしました」(NHK関係者)
トップスター役の蒼井はというと、踊りも歌もさすがの貫禄だという。
「蒼井さんのダンスといえば、映画『フラガール』が印象深いですが、幼少からクラシックバレエを習っていて、それ以外にも日本舞踊やタップダンスの経験もあるんです。
同様に、14才のときにミュージカル『アニー』のポリー役でデビューしたように、歌の実力も証明済み。礼子はハマリ役といえます」(芸能関係者)
同作はNHK大阪の制作のため、平日5日間の撮影は大阪の放送局で行われている。蒼井の夫・山里亮太(46才)は、朝の帯番組『DayDay.』(日本テレビ系)のMCを担っている。そのため蒼井は、夫を東京に残して、0才の娘を連れて撮影に臨んでいる。
朝ドラのママさん出演者と言えば、『まんぷく』(2018年度後期)出演時の安藤サクラ(37才)の「働き方改革」が話題になった。
「放送局内に即席の託児所が設置され、安藤さんは、当時まだ1才を過ぎたばかりの長女をそこに預けてドラマの撮影をしていました。スタッフもお子さんのケアにかかわり、夜の7時には撮影を切り上げるなど、局が一丸となって育児をサポートしていました」(前出・NHK関係者)