7月2日にスタートする日曜ドラマ『CODE―願いの代償―』(日本テレビ系)に出演することが発表された俳優・三浦貴大(37)。同作は婚約者を失った刑事(坂口健太郎・31)が、願いを叶えるアプリ「CODE」を手にし、恋人の死の真相に迫っていくというクライムサスペンス。三浦は、主演の坂口が勤める神奈川県警暴力団対策課の職場の同期で、坂口の捜査を手助けしながら寄り添う親友役を演じる。
三浦といえば、5月28日に主演を務めたドラマ『好感度上昇サプリ』(テレビ東京系)が最終回を迎えたばかり。同ドラマは、インターネットサイト「note」主催の投稿コンテスト「創作大賞」で優秀作品賞を受賞した同名作品が原作で、三浦が演じたのは出版社の営業部に勤務する冴えないサラリーマン・谷村雄二だ。
ある日、SNSに流れてきた「好感度上昇サプリ」の広告に興味を惹かれて服用するようになると、突然「自分に好感を持つ人間の数」が見えるようになった谷村が、好感度上昇のためにトレーニングを積んでいくという内容だ。このドラマでは、三浦が演じた、日々鬱々と過ごす自己肯定感の低すぎる地味なサラリーマンの姿が「リアルすぎる」と大きな反響を呼んだ。
本誌・週刊ポストはそんな三浦のロケ現場をキャッチしていた。初春のとある日、都内の歩道をサラリーマンスタイルの三浦が歩くシーンを撮影するロケ隊を発見。居合わせた男性が当時の様子をこう語る。
「三浦さんは、何着も着替えて撮影していたのですが、衣装はすべて生活感あふれるスーツ姿。リアルなサラリーマンを演じる意気込みを感じました。実際に、どこからどう見ても『くたびれたサラリーマン』でしたね。
役作りのため少し増量したのか、ちょっとお腹が出ているところも、そのあたりを普通に歩いていそうなサラリーマンという感じで……。その佇まいと、あまりにもリアルな演技に、最初は本物の新橋のサラリーマンなのかと思って見ていましたが、よく見ると三浦貴大さんだったので驚きました。