4歳からクラシックバレエを続けながら学業にも打ち込み、大阪大学大学院の理学研究科を修了した経歴も持つセクシー女優の藤かんな(33)。彼女は女優業の傍ら、自らも生徒として8年間通ったバレエ教室で指導にあたっていた。ところが今年6月、教室に伏せていた女優としての活動がバレてしまい、突然、指導担当を外されたという。
その一連の出来事をTwitterにアップすると、ネット上では「子どもに悪影響が及ぶ。指導者として不適切」「女優業を理由に指導を辞めさせるのは職業差別では」などの賛否両論が巻き起こった。騒動をめぐる本人の思いを聞いた。
──バレエ教室での指導を外され、辞めることになった経緯を教えてください。
「25歳の頃から8年間ほど通っていた、未就学児から大人のクラスまである総勢40人ほどのバレエ教室でした。その中の誰が最初に気づき、何人に知られていたかはわかりませんが、6月初旬頃から、挨拶しても曖昧な笑顔で返されたり、会話に入れてもらえない雰囲気がありました。極め付きは、今年の秋の発表会の配役を決める会話に入れてもらえなくなったことです。そして先生から“かんなちゃんの仕事を知りました。ショックです”とLINEがきて……。話をすることになりました」
──先生とはどんな話をしたんですか?
「先生とは別にもう1人、同年代の教室の方もいました。なぜその人がいたかはわかりません。結果的に“その職業をするかんなちゃんに指導をお願いすることはできない”という話になり“辞めさせてもらいます”と言いました。その後、1時間ほど“なんでそんな職業をしたの”“色々できる能力があるのに、今の何が不満なの?”というようなことを言われました」
──教室では女優としての活動を伏せていたのですね。
「はい。そもそも私は去年7月に女優としてデビューしながら、本業の会社勤務とバレエ教室での指導を続けていて、両方とも女優業のことは伏せていました。でも、去年9月に本業の会社に女優業のことがバレてしまい、自主退職したんです。それをきっかけに、バレエ教室では“モデル業を始めた”と言っていました。あえてそんな言い方をしたのは、相手が反応に困るような、動揺させてしまう情報は必要ないと思ったからです。ある意味ではモデルと言っても嘘ではないかな、とも思っていました」