5月上旬のとある夜。都内でイベントの仕事を終えた西野七瀬(29才)はひとりでハイヤーに乗り込むと、自宅とは別の方向に車を走らせた。乃木坂46時代は絶対的エースと呼ばれ、人気絶頂の2018年にグループを卒業。現在は女優・モデルとして活躍する彼女がこの夜、日をまたいで滞在したのは人気俳優・山田裕貴(32才)のマンションだった。いま最も旬で、最も忙しい俳優といわれる山田。特に今年の上半期は怒濤の“仕事ラッシュ”だった。
「現在も撮影が続くNHK大河ドラマ『どうする家康』と並行して、連続ドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系)と主演ドラマ『ペンディングトレイン─8時23分、明日 君と』(TBS系)を掛け持ち。さらには主要キャストを務めた映画『東京リベンジャーズ2』の前後編が公開されるなど、話題作に立て続けに出演しました。山田さんはどの作品にも全力で取り組み、役に入り込む“憑依型”の役者なので、一時は周囲から体力面やメンタルを心配する声も上がったほどです」(芸能リポーター)
自分で自分を追い込み「満足したら進化が止まる」と語る山田。ストイックでワーカホリックな彼を間近で支える存在が西野だったのだ。
「交際がスタートしたのは今年に入ってからのこと。ふたりはいま山田さんの家で半同棲生活を送っています。西野さんも先日最終回を迎えた『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)の新聞記者役をはじめ、出演作が相次ぐ多忙の身。すでに10月期の連ドラに出演することも決まっていますが、一緒に過ごせる時間は限られている。お互いに仕事が終わるとなるべく早く帰り、ふたりきりの時間を大切にしているそうです」(芸能関係者)
出会いはいまから約2年前。2021年7月に放送されたコント番組『LIFE!』(NHK)の共演で初めて顔を合わせた。
「現場で会うまで、西野さんは山田さんが自分より年下だと思っていたようです。キラキラした若手俳優のイメージを抱いていたら、実際の山田さんは気さくな“イジられ”キャラだった。周囲を明るくする優しい性格に好印象を抱いたそうで、コントでも息の合った掛け合いを見せていました」(テレビ局関係者)
同年7月期のドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日テレ系)でも共演し、ふたりの距離はさらに縮まったが、この時点ではまだ互いの連絡先さえ把握していなかった。
「その後もしばらく仕事仲間の域を超えることはありませんでした。親しくなったきっかけは共通の趣味でもあるオンラインゲーム。西野さんも山田さんも筋金入りのゲーマーで、それぞれの自宅でマルチプレイ(協力プレイ)をするようになったのだとか。プレイヤー同士で会話ができるボイスチャット機能で楽しく話しながら盛り上がったようです」(別の芸能関係者)
趣味が合うことを知った山田は共通の知人から連絡先を聞き出し、リアルでも西野と連絡を取り合うようになったという。
「グンッと逃さないかも」
西野は乃木坂46の第一期から活躍した元エース。初期の頃はおとなしく、引っ込み思案な性格だったが、『気づいたら片想い』(2014年)で初のセンターを務めて以後、グループにとってかけがえのない存在に成長した。2018年に卒業を発表した際はファンに衝撃が走り、西野もブログに《私の人生のなかでたぶん一番、華やかで刺激的に生きた時間だったんじゃないかな》と綴った。