芸能

永山3兄弟、新田真剣佑&眞栄田郷敦など…芸能界“有名兄弟”を山田美保子さんが分析

瑛太

永山瑛太と永山絢斗

 芸能界には多くの兄弟たちが活躍している。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが彼ら”有名兄弟”について綴る。

 * * *
「第76回カンヌ国際映画祭」で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した映画『怪物』や4月期、話題をさらったドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)での好演。さらには「第60回ギャラクシー賞」(2022年度)テレビ部門大賞をはじめ、多くの賞に輝いた『エルピス—希望、あるいは災い—』(関西テレビ・フジテレビ系)での怪演により、「やっぱりスゴイ」と再評価されているのが永山瑛太サン(40才)。

 そんな瑛太サンが「おれは許さない。それだけですね」と突き放した相手は、6月16日未明、大麻取締法違反の疑いで逮捕された実弟の永山絢斗容疑者(34才)でした。

 かつて「永山3兄弟」とも呼ばれ、特に長兄で俳優・写真家の永山竜弥サン(43才)は瑛太サンと見紛うほどソックリのイケメン。瑛太サンの背中を追いかけ続けた絢斗容疑者も兄2人の“いいとこ取り”のイケメンで、あの映画『東京リベンジャーズ』シリーズのメインキャストとしてPRの真っ只中だっただけに、瑛太サン以外にも「許さない」というかたは大勢いらっしゃることと推察します。

永山竜弥

永山竜弥(竜弥のホームページより)

 それでも『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』は予定通り6月30日に公開されました。一方、「スペシャルドラマに永山絢斗も出ているらしい」ともいわれる『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』は公開が延期となり、めども立っていないといわれます。理由は市川猿之助容疑者(47才)の逮捕。これを受けて、ワイドショーが盛んに「澤瀉屋」や「スーパー歌舞伎セカンド」、「猿之助」という大名跡がどうなるかを大きく報じていました。猿之助容疑者は一人っ子。後継者として大注目される市川團子サン(19才)も一人っ子ゆえ、その重圧は計り知れないものになると思われます。市川中車サン(57才)こと香川照之サンも一人っ子ですし、セクハラ報道以降、全面的にサポートしている市川團十郎サン(45才)や市川新之助サン(10才)は一人息子です。

 そんな中、中村勘九郎サン(41才)&中村七之助サン(40才)兄弟は公私にわたり、とてもうまくいっていらっしゃるとお見受けします。故・十八代目中村勘三郎さん(享年57)の教えをキッチリ受け継いでいるというだけでなく、兄弟揃って、さまざまなことに挑戦していらっしゃる。さらには、勘九郎サンと前田愛サン(39才)との長男・三代目中村勘太郎サン(12才)と次男・二代目中村長三郎サン(10才)を、叔父である七之助サンもしっかり育てようとしていることが見て取れます。これは、どんなかたにも分け隔てなく接してこられた勘三郎さんの“血”なのかもしれませんね。勘九郎サンや七之助サンから「マロンばあ」と呼ばれ慕われる勘三郎さんの実姉・波乃久里子サン(77才)含め、安泰のファミリーと兄弟だと思います。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン