家電量販店における充電式ハンディクリーナー市場、シェアナンバーワン(シャーク社調べ)の「シャーク」がハンディクリーナー「EVOPOWERR」を発売したのは2018年9月。スタイリッシュで軽量な掃除機の登場で、以来、ゴミを見つけたらサッと手に取り、すぐに掃除することが新しい習慣となった。
2021年6月には2倍の吸引力(コードレス掃除機用に設定されたIEC62885-2 cl 5.8に基づくEVOPOWERR EXとEVOPOWERR W35との比較)を誇るプレミアムモデル「EVOPOWERREX」が誕生。そして今回さらにバージョンアップし、シャークのハンディクリーナーとしては初となる“狭く薄暗いスペースの掃除を容易にする新機能”LEDヘッドライトが搭載された。キャッチコピーは“照らして見逃さない”だ。
「前方のライトが押し入れの奥やテレビの裏、トイレの後ろのスペース、車の座席の下など、暗くて狭くゴミがたまりやすい場所を明るく照らします。ノズルなどのアクセサリー装着時もLEDライトが点灯するので、これまで見逃しがちだった場所の取り残しを防ぎます」(PRマネージャーの岡政樹さん・以下同)
アクセサリーは、布団やマットレス、ラグなどの手入れに最適な「ミニモーターヘッド」のほか、「隙間用ノズル」「マルチノズル」も付属。今回は最も使用頻度が高い(2022年実施、EVOPOWERREX ユーザー満足度調査の設問「EVOPOWERR EXで役立つアタッチメントは?」より)アクセサリー、隙間用ノズルを改良した。
「従来品は先端部分の横幅が広く、隙間に入りにくいというお声があったため、本機種では1cmほど細くし、より狭いスペースでもお掃除をしやすくしました」
同社の商品開発において最も重視するのは「お客様の声」だという。
「販売サイトのお客様の声をすべてウオッチし、アメリカチームにもフィードバックして改良を続けています。そのため新製品は必ず、悩みを解決した進化版となっています」
吸引機能は「標準モード」に加え、さらに強い「ブーストモード」、音量を抑えた「エコモード」を搭載。駆動時間は最長で35分、標準でも約20分と、充電切れの心配もない。
本体カラーは毎回、そのシリーズだけの日本独自の新色を展開する。今回のWV415Jシリーズは「グレイホワイト」と「オーク」というインテリアになじみやすいニュアンスカラーを採用した(フローリング用延長ノズルが付いた「WV416J(GY)」は、チャコールメタル)。
まるでワインボトルのような、スタイリッシュなデザインも魅力的だ。
【商品DATA】
『Shark EVOPOWERR EX WV415J(WH・BR)』/シャーク/2万8050円
サイズ/高さ390×幅62×奥行76mm(使用時)、高さ374×幅104×奥行276mm(収納時)
本体重量/約690g
運転時間/約35分(エコモード)、約20分(標準モード)、約8分(ブーストモード)充電ドックにすべてのアクセサリーを収納できる。
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2023年7月20日号