NHK大河ドラマ『どうする家康』や、映画『東京リベンジャーズ』など数々の作品に出演している杉野遥亮。7月12日にスタートする主演ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系)の撮影エピソードや、夏ならではの質問に答えてくれました!
若き書道家・半田清舟が、挫折を機に移住した長崎県・五島列島で、書道家、そして一人の人間として成長していく姿を描くドラマ『ばらかもん』。本作で主人公・清舟役を務める杉野は、先日五島列島での撮影を終えたばかりだ。
「五島でのロケは雨の日が多く、天気に左右されて大変でしたが、雨が降っていることで役の感情とマッチしているシーンもありましたし、雨があがった後の空気がすごく澄んでいてよいシーンが撮れることもありました。むしろ『ついているな』と思うことが多かったです」
子供の頃から字が上手だったという杉野。とはいえ、書道家役は一味違う。
「演じるにあたり先生から教わったのですが、大筆を持って全身を使って書くものは、もはやスポーツなんです。すごく新鮮な体験でした。それに書道の芸術性にも触れて、『俳優と同じ表現の世界なんだ』と改めて感じました。清舟とわかり合える気がします。そういった部分も、ちゃんと芝居に乗せられたらいいなと思っています」
ゴールデン・プライム帯連続ドラマでは初主演で、意気込みも充分。
「五島の自然や人との触れ合いを描くこのドラマから得られるエネルギーってたくさんあると思うんです。週の真ん中(水曜)に、みなさんを癒す作品になったらうれしいです」
●杉野遥亮、夏にまつわるQ&A
Q.夏祭りの屋台で買うものは?
A.夏は喉が渇くでしょうから、フレッシュジュースなんてよさそうですよね。いま飲むなら、オレンジジュース!
Q.好きな“夏の香り”は?
A.湿った草のにおい。緑に囲まれた田舎にいると、よく香るのを感じます。人によっては苦手に感じそうですけど、ぼくは嫌いじゃないです。
Q.女性の好きな夏ファッションは?
A.白いワンピースのような、爽やかな服装もいいです。髪形は似合っていれば何でもいいけど……強いて言えばおでこが出ている方が好きです。
撮影/山越翔太郎(TRON) 取材・文/松本まゆげ
※女性セブン2023年7月20日号