プロ野球の熱戦をさらに盛り上げるマスコットガールたちのダンス。昨年の日本ハムファイターズの「きつねダンス」に続いて、今年は福岡ソフトバンクホークスの「よかよかダンス」が人気となっている。
ノリのいい楽曲は九州を拠点に活動するアイドルグループ「ばってん少女隊」が2016年にリリースしたもの。振り付けこそかわいらしいが、パフォーマンスする「ハニーズ」のメンバーは、毎年行なわれる厳しい審査をクリアしてきたプロのダンサーたちだ。
昼過ぎから入念にウォームアップし、振り付けを確認した後、試合2時間前には球場入り口でファンを出迎える。試合開始15分前にはオープニングダンスで球場を沸かせ、試合中も攻守交代の合間にダンスでファンを盛り上げる。試合後のお見送りの時も、決して笑顔を絶やさない。
「ハニーズはファンとの距離が近く親しみやすいのが魅力です。私たちと一緒にホークスを応援しましょう!」(ハニーズキャプテン・SHOKO)
ホークスオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム、ハニーズの一日
試合開始5~6時間前、キャプテンらが球場入り。ほとんどのメンバーが集合時間の1時間前に球場に姿を現わす。
14時15分、全員でのミーティング。それぞれの配置などを細かくチェック。全員が真剣な面持ちでメモ帳にペンを走らせる。
17時40分、グラウンド入り口でオープニングダンスの出番を待つメンバー。日々の鍛錬を積んだ自信ある表情が印象的だ。
20時40分、8回裏。7対1とチームの勝利が目前となり、もうひと押しの応援を観客に煽るメンバーたち。