芸能

《壮観》三浦春馬さんの提灯が靖国神社「みたままつり」にズラリ並ぶ理由「毎年参拝」の意外な縁と今も続く「ファンの熱量」

亡くなった三浦春馬さんと「みたままつり」の提灯

亡くなった三浦春馬さんと「みたままつり」の提灯

 俳優の三浦春馬さん(享年30)が亡くなってから3年が経とうとしている。三浦さんの命日、7月18日を目前に一部のファンは「春友(はるとも)」を名乗り、彼を偲ぶ活動を全国で行っている。東京・靖国神社の「みたままつり」(7月16日まで開催中)には、約200灯もの提灯が奉納された。

 実は春馬さんにとって、靖国神社は馴染み深い場所だったという。芸能プロ関係者が語る。

「2013年公開の映画『永遠の0』で、春馬さんは、特攻隊員だった祖父の人生をたどる青年役を演じました。真面目な春馬さんは、戦争を題材にしたドキュメンタリーを見て勉強したり、自身の亡くなったおじいさんが戦時中どのように生きたか家族に話を聞いたりしたそうです。そういった取り組みの中で、役作りを超えた真摯な思いが芽生え、プライベートで靖国神社に毎年参拝するようになったと聞いています」

 提灯に書かれた「日本製普及会」というのは、47都道府県を訪ねる連載をまとめた春馬さんの著書『日本製』(ワニブックス)から取ったグループ名だ。靖国神社に問い合わせたところ、「『日本製普及会』各位より昨年は約250灯、今年は約200灯の献灯(内訳は大型献灯 194灯、小型献灯 2灯)を奉納いただきました」との回答だった。

 大型献灯を掲げるには1灯につき1万2000円、小型献灯を掲げるには1灯につき3000円の献灯料がかかる。つまり大型献灯 194灯、小型献灯 2灯を掲げるには、総額230万円以上の献灯料が必要になる。献灯に参加したという女性が語る。

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン