「髪の内側からドライヤーの風を当て、根元をしっかりと乾かしてください。寝具も重要なのですが、特に私のおすすめは枕カバーをシルクにすることです。シルクは髪と同じたんぱく質素材なので、髪の摩擦が起きにくく、頭皮や髪の乾燥も防ぎます。3000円程度で市販されているので、髪を守るという点でも取り入れるといいですね」
以上のようなふだんのケアに加え、外出先で汗をかいてベタつきが気になる場合は、「ドライシャンプーを活用するといい」と前出の石川さんは言う。
「ぼくのおすすめは、シュシュッと頭皮にスプレーして揉み込むだけでにおいが取れる『スプレータイプ』です。香料つきと無香料のものがあるので、好みや気分で使い分ければ手軽ににおいが消せますよ」(石川さん)
【頭皮のにおい対策5か条】
・シャンプー前にお湯だけで2分間洗う
・3日に一度はスカルプケアブラシで洗う
・ドライヤーは髪の内側からかけて根元を乾かす
・大量の汗をかいたらドライシャンプーを使う
・シルクの枕カバーに替える
【頭皮のにおいにおすすめ!】価格は編集部調べ
頭皮にスプレーすると爽快感があり、バーベナ&レモンの香りが広がる。『メリットデイプラスドライシャンプー130g』880円/花王
ソフトからバリカタまで4種の硬さがあり、その日の気分に合わせて頭皮マッサージができる。『uka scalp brush kenzan』2420円/uka
取材・文/廉屋友美乃
※女性セブン2023年8月3日号