芸能

めざましテレビMC・井上清華アナが語った仕事への思いと悩み「のほほんとした自分らしさが薄れてしまった気がした」

『めざましテレビ』でメインキャスターを務めるフジテレビの井上清華アナウンサー

『めざましテレビ』でメインキャスターを務めるフジテレビの井上清華アナウンサー

 放送30年目を迎える『めざましテレビ』で2021年より8代目のメインキャスターを務めるフジテレビの井上清華アナウンサーが、7月22~23日放送の『FNS27時間テレビ』でも進行アシスタントに初挑戦する。「朝の顔」「局の顔」として活躍する井上アナに、番組への思いを聞いた。

 * * *

『めざましテレビ』では出演者を「めざましファミリー」と呼んで結束力を高め、画面越しにもわきあいあいとした雰囲気が伝わってくる。

「大塚(範一)さんと八木(亜希子)さんの初代から、メインキャスターは“おとうさんとちょっと若いおかあさん” もしくは “しっかり者の長女”いうイメージが伝統的にあったんです。私は入社1年目に末っ子として、めざましファミリーに仲間入りしました。当時は、三宅(正治)さんがおとうさん、永島(優美)さんがおねえさん、生田(竜聖)さんがおにいさん、軽部(真一)さんが親戚のおじさん、という構成でした。

 私自身はひとりっ子で育ちましたし、今のめざましファミリーは女性キャスター同士の年齢も近いので、8代目の私がしっかり者の長女になれているかはわかりません。自分が引っ張らなきゃと考えていますが、周囲に助けられることも多く、皆で支え合うチームワークが築けたら理想です。友だちくらいの近しい距離感で、現場で頼ってもらえる存在になれたらいいなと、思っています」

 アットホームなスタジオの空気は「おとうさん」こと三宅アナの存在も大きいという。年齢的にも社会人キャリア的にも大先輩だが、井上アナら後輩と同じ目線で会話をしてくれる大黒柱だといい、番組の密着中もその言葉を裏付ける光景がスタジオで見られた。番組30年の歴史と共に歩んできた「親戚のおじさん」こと軽部アナも同様で、井上アナは直々に「女軽部」の称号を授けられている。

「共通点が多く、そう呼ばれます。例えば、好きな食べ物。バター、甘いもの、揚げ物など、脂っこくてカロリー高めな食べ物にお互い、とにかく弱いんです。軽部さんの食生活にツッコむどころか『わかります!』と、いつも同意しちゃいます」

 ちなみに、この日の井上アナは差し入れされた10種類近くのおにぎりから、海老天がピョンと飛び出した天むすを迷わず選んでいた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《会社の暗部が暴露される…》フジテレビが恐れる処分された編成幹部B氏の“暴走” 「法廷での言葉」にも懸念
NEWSポストセブン
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》週刊ポストが1年前に託された最後のメッセージ「私の人生は野球に始まり、これからも常に野球とともにあります」
週刊ポスト
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
長嶋茂雄さんとの初対戦の思い出なども振り返る
江夏豊氏が語る長嶋茂雄さんへの思い 1975年オフに持ち上がった巨人へのトレード話に「“たられば”はないが、ミスターと同じチームで野球をやってみたかった」
週刊ポスト
元タクシー運転手の田中敏志容疑者が性的暴行などで逮捕された(右の写真はイメージです)
《泥酔女性客に睡眠薬飲ませ性的暴行か》警視庁逮捕の元タクシー運転手のドラレコに残っていた“明らかに不審な映像”、手口は「『気分が悪そうだね』と水と錠剤を飲ませた」
NEWSポストセブン
金田氏と長嶋氏
《追悼・長嶋茂雄さん》400勝投手・カネやんが明かしていた秘話「一緒に雀卓を囲んだが、あいつはルールを知らなかったんじゃないか…」「初対決は4連続三振じゃなくて5連続三振」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《レーサム創業者が“薬物付け性パーティー”で逮捕》沈黙を破った奥本美穂容疑者が〈今世終了港区BBA〉〈留置所最高〉自虐ネタでインフルエンサー化
NEWSポストセブン
「秀才」に突然訪れた“異変”の原因とは(イメージ)
中受で超難関中高一貫校に入学した「秀才」に突然訪れた“異変”の原因とは「腹痛と下痢を繰り返し、成績は最下位クラス…」《エリートたちの発達障害》
NEWSポストセブン
《女子バレー解説席に“ロンドン五輪メダル組”の台頭》日の丸を背負った元エース・大林素子に押し寄せる世代交代の波、6年前から「二拠点生活」の現在
《女子バレー解説席に“ロンドン五輪メダル組”の台頭》日の丸を背負った元エース・大林素子に押し寄せる世代交代の波、6年前から「二拠点生活」の現在
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平が帰宅直後にSNS投稿》真美子さんが「ゆったりニットの部屋着」に込めた“こだわり”と、義母のサポートを受ける“三世代子育て”の居心地
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! ミスター長嶋茂雄は永久に!ほか
「週刊ポスト」本日発売! ミスター長嶋茂雄は永久に!ほか
NEWSポストセブン