芸能

広末涼子に地元・高知新聞がラブコール「やらかした娘を拒絶する家族はいません」「ふるさとが排除してはいけない」

“タタキ”はカツオだけで十分という土佐の懐の深さに広末涼子は応えられるのか(写真/共同通信社)

“タタキ”はカツオだけで十分という土佐の懐の深さに広末涼子は応えられるのか(写真/共同通信社)

 フレンチレストラン「sio」のシェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不倫騒動で無期限謹慎処分中の広末涼子(43)。7月23日、夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)との離婚が成立したことを所属事務所の公式サイトを通じて発表した。

「広末さんは、芸能界から離れ、子とともに海外移住も視野に入れているそうです」(芸能関係者)

 その広末だが、地元・高知県で圧倒的シェアを誇る高知新聞が6月30日に出した記事が、話題を呼んでいる。

「『らんまん』で好演 広末涼子さんは『よさこい』大スキ! スターの踊りをもう一度」と題したウェブ限定記事で、広末が過去によさこい祭りに参加した様子を写真を交え紹介。〈どんな時でも見守っていきたいと思う高知県民は少なくないでしょう〉という地元の声を紹介したうえで、〈いつかもんてきいや~(いつの日か戻ってきてね)〉とラブコール。騒動には一切触れていないものの、四面楚歌の広末にエールを贈る内容だ。

 このタイミングで記事を配信した理由について、記事の男性担当者に話を聞いた。

「地元出身の2人の女性記者から『よさこい祭りを盛り上げるために広末さんの記事を』と強い提案がありました。広末さんは幼い時はもちろん、活躍されて以降も何度もプライベートでよさこいに参加していますし、県の振興キャンペーン『高知家』で『高知家の娘』のイメージキャラクターでもあります。

 社内で激しく議論が交わされましたが、最終的には『失敗した人間を、ふるさとが排除してはいけないだろう』と。やらかした娘に『ウチの敷居をまたぐな』と拒絶する家族はいないんじゃないかと」

 記事がアップされてからの反響はどうだったのか。

「弊社の窓口である『読者テレフォン』には、特になかったと記憶しています。いっぽうSNSには『なんでこんな時期に取り上げるんだ』『高知新聞は馬鹿じゃないのか』という声もありました。

 その一方で、『愛情を感じる』『不倫で全人格を否定することでもないだろう』と好意的な反応も多かったように思います。全体では分かりませんが、弊社で把握している反応では、思ったほど厳しい意見は多くなかったというところです」(前出・担当者)

“タタキ”はカツオだけで十分という土佐の懐の深さに、広末は応えられるのか。

※週刊ポスト2023年8月4日号

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