田中みな実(36)とテレビ朝日の弘中綾香アナ(32)がレギュラーを務める人気バラエティ『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)が今秋で放送終了となると、7月10日配信の「スポニチアネックス」によって報じられ、波紋を広げている。
「田中さんが本音で語る恋愛観などが若い世代中心にウケていたので、惜しむ声は大きい。弘中アナの産休が原因のひとつとされていますが、田中さんにとっては現状バラエティで唯一のレギュラー番組で、秋以降は単発番組でしか見られなくなる可能性があります」(スポーツ紙記者)
もともとバラエティ番組の印象が強かった田中。本人のショックはいかほどかと思いきや、「田中さんは番組終了をチャンスと捉えるのではないか」と芸能関係者は言う。
「妖艶な下着姿を披露した『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)でも話題を呼びましたが、田中さんは今女優としての活動に力を入れています。業界からの評価もうなぎ登りで、本人も女優としての需要の高まりを感じている。
女優業について、当初は本人も『いつやめてもいいと思った』というくらいのノリだったのですが、田中さんはもともと完璧主義者なんです。事務所が提示したレッスンスクールではなく自分で『稽古先』を探してくる徹底ぶりでした。
発声のプロではありながら、アナウンサーの時とは発声の仕方も違うと、声の出し方の違いまで勉強しなおしている。私生活でも、2019年の女優デビュー以降飲みに行く機会がめっきり減り、『休みの日はひたすら台本の研究をしている』と話していました」
7月12日から放送のドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系)では看護師役を務める。SNSでは前ドラマを引き合いに〈こういう普通の役もいいね〉などと注目を浴びている。
「『あなたがしてくれなくても』でのセクシーな姿や、2020年に大きな話題になった『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で演じた眼帯姿の怪役など、どこかクセのある役が多かった。
ただこれからは正統派路線にシフトチェンジしていくという事務所の方針で、年齢的に母親役なども積極的に受けていく予定だとのことです」(前出・芸能関係者)
※週刊ポスト2023年8月4日号