秋元康氏が監修する25歳以上の男性のみを対象とした「昭和歌謡・昭和ポップス リバイバルプロジェクト」のオーディションを勝ち抜いた最終候補者12人が、都内で発表された。
「昭和歌謡を令和にリバイバル」をテーマにした、昭和歌謡や昭和ポップスを歌う男性グループのオーディションで、3000人以上の応募から12名が選ばれた。昭和歌謡(ムード歌謡)を歌うよりアダルティなグループ「SHOW-WA」チームと、昭和(平成)ポップスを歌い、日本を元気にさせるお祭りのようなグループ「MATSURI」チームの2チームに分かれてデビューをかけた争いが行われ、来年の元日にデビューする予定だ。
最終選考に残った12人のメンバーには、元Jリーガー、現役看護師、料理研究家、サラリーマンなど多種多様な経歴の男性が選ばれている。
昨年解散したヴォーカルグループ『SOLIDEMO』の向山毅は「僕は、アカペラグループ、ソロ活動、そして10 年ほどヴォーカルグループ『SOLIDEMO』で活動をさせて頂いてましたが、昨年、グループが解散しました。今後の活動の事で悩んでる時期と同じタイミングで、当プロジェクトのお話を頂きました。もう一度、夢を叶えるために自分の可能性を信じて、そして昭和歌謡界を盛り上げていけるように、歌と笑顔をたくさんの方に届けられるようにプロジェクトメンバーで頑張りたいと思います」と熱く語った。
元Jリーガーで2007 FIFA U-20ワールドカップにU-20代表として選出され得点も決めている青山準は、「新プロジェクトのメンバーとして活動させて頂けることを大変光栄に存じます。私自身、プロサッカー選手を引退してから芸能界に入りさまざまな経験をさせて頂いておりますが、今回音楽グループの一員として活動させて頂くのは初めての試みです。何事にもチャレンジを し 必死に頑張っている姿、向き合っている姿を皆様に見て頂き、沢山の方に笑顔になって頂けるよう努めてまいります!」と謙虚に語った。
9月からエイベックスからのメジャーデビューをかけ、「SHOW-WA」「MATSURI」両チームが激しく戦う予定で、新たな旋風を巻き起こすことになりそうだ。