「当初は子供たちの親権や監護権を巡って広末さんとジュンさんの間で泥沼裁判に発展する可能性もあるといわれていましたが、裁判は回避されたようです。不倫相手の鳥羽さんは、広末さんの離婚について事前に知らされておらず、『報道で知った』と驚いていたそうです。彼はまだ奥さんとの離婚協議は継続中とのこと。まさか、彼女の方が先に決着がつくとは予想外の展開でした。それだけ、広末さんが離婚を急いだということでしょう」(芸能関係者)
7月23日、広末涼子(43才)がキャンドル・ジュン氏(49才)との離婚を発表した。広末は6月初旬に人気フレンチシェフ・鳥羽周作氏(45才)とのW不倫が報じられ、以降、ジュン氏と泥沼の離婚裁判に及ぶ可能性が指摘されてきたが、意外にもスピード決着となった。
《この報告をもって今回の一件が終着し、これ以上子どもたちの不安や心配が広がることのないことを願って、お伝えさせていただくことに決めました》
公式サイトでこう心境を語り、「一件終着」を宣言した広末。早期決着に至ったことにはいくつか理由がある。
「大きかったのは解決金や財産分与、親権の話し合いがスムーズに進んだことです。もともと広末さんは離婚に際し、ジュン氏にまとまった金額を支払う意思を見せていました。親権についてはジュン氏が争わず、広末さんが親権者として子供たちと一緒に暮らすことになりました」(前出・芸能関係者)
6月18日に開いた単独会見でジュン氏は、心が不安定になった広末が濃いメイクをして夜の街に繰り出すようになったことや、過去に鳥羽氏以外とも不倫トラブルがあったことを涙ながらに明かした。それでも広末のことを「よき妻」で「最高の母親」と称賛し、できることならば、関係を修復したいと語っていた。それなのになぜ、こんなに早く、ジュン氏は大切な家族との別れを選んだのか。背景には「想定外の報道」があったという。
「6月下旬に『週刊女性』がジュン氏の過去の暴行疑惑を報じました。彼が経営する会社の元スタッフの男性が女性スタッフと不倫関係に陥ったことにジュン氏が激怒し、元スタッフの男性に殴る蹴るの暴行を加え全治2か月の重傷を負わせたという衝撃的な内容でした。
しかも、女性スタッフとジュン氏は不倫関係にあったとも報じられたのです。ちょうど単独会見で同情論が出ていた時期で、世間の風向きが少し変わった。この報道も影響して、ジュン氏が早期の幕引きを受け入れたのではといわれています」(前出・芸能関係者)
とはいえ、離婚のきっかけはあくまで広末の不倫だ。広末の知人は厳しい目を向ける。
「過去に広末さんは佐藤健さんとの密会が報じられ、ジュンさんの会見では別の不倫があったことやプライベートが不安定なことまで暴露された。これに“逆ギレ”した彼女が、親権に関する話もそこそこに、まとまったお金を手早く払うことでジュンさんのうるさい口を塞ぎ、決着をつけた側面も否めません」