レストランオーナーとの熱愛が発覚した長谷川京子(45才)、そしてオーナーシェフと不倫した広末涼子(43才)。飲食関係の仕事をする男性と有名女優との熱愛が相次いでいるが、何か理由はあるのだろうか──。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが分析する。
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ハセキョーこと長谷川京子サンの新恋人をスクープしたのは『女性セブン』。彼女が高校3年生のとき、同じ小学館発行の『CanCam』の専属モデルオーディションに合格して以来、ずっと見守ってきた編集者も社内には多いですからね。思わず「お〜ッ」と声を上げてしまったのでは? 当時、同編集部内で仲間とたびたび徹夜をしていた私もまた感慨に浸ってしまいました。
同時に思い出したのは、ハセキョーの連続ドラマ初主演作『おいしいプロポーズ』(TBS系)でした。ハセキョーの“新恋人”が都内のレストランオーナーということで浮かんだワケです。同作でのハセキョーの役はイタリアンレストランの雇われシェフ。相手役は小出恵介サン(39才)で、大手外食産業の御曹司で同店の新オーナーという設定。2006年4月期のドラマながら、今回の件を予言するような作品となりました。
昨今、その美貌や抜群のスタイル、さらに2019年から『グータンヌーボ2』(関西テレビ)のMCを担当して以来、歯に衣着せぬ恋愛観も話題になっていた長谷川京子サン。
“相方”の田中みな実サン(36才)を「田中みな実」とフルネームで呼び、2022年1月2日放送の『さんまのまんま新春SP』(関西テレビ・フジテレビ系)に出たときには「だって田中みな実は“田中みな実”だから」(=その呼び方がもっともふさわしい)と力説していらっしゃったのも印象に残っています。
当時、12才と9才だった2人のお子さんから「ババアって言われたらショック」と反抗期を心配したり、つい怒ってしまう自分に「見たことない自分がどんどん出てくる。『極道の妻』(映画『極道の妻たち』)、いける」と、ぶっちゃけたりしていた長谷川サン。その2か月前、「ポルノグラフィティ」のギタリスト・新藤晴一サン(48才)と離婚し、13年の結婚生活にピリオドを打っていたタイミングでの出演でした。
共に大人っぽい和服姿で座っていた“田中みな実”サンから「(長谷川サンは)独身です」と紹介されたときも「私のこと、つぶしに来たでしょ!」とキレるも、明石家さんまサン(68才)からの「田中はタフだけど長谷川サンはタフじゃない」との分析に、「自分で言うのもなんですけど、センシティブで、すごい繊細だと思います」と吐露。さらに「やっぱり今回も悩まれたでしょ? いろいろ」と言う“経験者”のさんまサンに、「ふふっ、ははっ、そうですね。あの、はい」と苦笑されていました。
元夫・新藤サンの“不倫”発覚による夫婦の危機のウワサは、2015年末から出ていた話。もう、とっくの昔におふたりは離婚していたと思っていた芸能関係者も少なくありません。私は……というと、おふたりはてっきり“元サヤ”に戻ったのだろうと思っていました。不倫の一報以来、夫妻のことがほとんど表沙汰にならなかったからです。
果たして約6年後の離婚……。お子さんのことを考えていらしたからこその葛藤が長谷川サンにも新藤サンにもあったのでしょう。
そんな折、台本がなく、あざと女子の代表“田中みな実”や離婚経験アリの“ぶっちゃけキャラ”満島真之介サン(34才)、西野七瀬サン(29才)らと恋や生き方について語る『グータンヌーボ2』への出演は、長谷川サンにとって息抜きになると同時に、再び“現役”に戻らせてくれる大切なひとときになったのでは?
「恋がしたい」「妻だって母だって“女”だよね」などと長谷川サンが口にしていたと『女性セブン』の記事で読んだとき、まさに“妻”や“母”として押し殺してきた“女”の部分が、『グータン〜』でジワジワと恋愛体質へと傾き、一気に噴き出したのでは?とも思いました。
芸能界の新・美容番長“田中みな実”も一目置く長谷川サンの美容へのこだわりは、「顔とか首とかデコルテとかバストとか、パーツごとに塗るクリームが違う」(田中みな実サン談)そう。
ボディーに関しても“維持”ではなく“進化”している長谷川サンでしたから、そうした勢いのようなものが男性に対して向く……いや、ぶつけられるのは時間の問題だった気がします。新たな恋は、長谷川サンの方から距離を縮めていったんですよね? すばらしいです!