列島が猛暑に包まれた7月末のある夜、都心の人気中華料理店で俳優の石橋蓮司(81)が夕食を楽しんでいた。石橋の隣には浅野ゆう子似の美女がひとり。退店後はふたりで石橋の自宅へと帰路についた。石橋が屈託のない笑顔を向けるこの女性は、妻で女優の緑魔子(79)ではなかった──。
出演作が300作を超える大ベテラン役者は、間もなく芸歴70年。近年は『アウトレイジ』(北野武監督)をはじめとするバイオレンス作品で存在感を示し、4月クールのドラマ『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)では物語の鍵を握る政界のドンを好演した。
そんな石橋と緑は映画『かも』(1965年)の共演で出会い、1979年に結婚。以来40年以上にわたって夫婦関係を続けてきた。
「出会った当時、石橋は24歳の無名役者。緑はブルーリボン賞新人賞などを受賞していた売れっ子でした。長く事実婚状態が続きましたが、1972年に娘さんが誕生し、小学校入学のタイミングで入籍したんです。夫婦はずいぶん前から別居していますが、仲が悪いわけではなく、程よい距離感で生活している」(芸能関係者)
戦友のような関係だというふたりだが、石橋には仲睦まじい女性が別にいる。冒頭の夜、中華料理店で3時間にわたり食事を楽しんだ石橋と女性。退店後は女性が石橋の腰に手を回して密着する一幕も。ふたりは談笑しながら石橋の暮らすマンションに入って行った。
後日、石橋宅から出てきたこの女性が買い物をし、合鍵で帰宅する姿も本誌は確認している。ふたりのデートは近隣住民にたびたび目撃されていた。
「いい雰囲気ですよ。いつも寄り添っていて、腕組みながら散歩していることも。ずいぶん前から一緒に暮らしているんじゃないのかな。てっきり新しい奥様だと思ってました」(近隣住人)