抜けるような夏空が広がった7月下旬のある日、都内の産院に眞栄田郷敦(23才)の姿があった。ハワイで臨月の妻を支える兄の新田真剣佑(26才)よりひと足早く、弟夫妻に第一子が誕生したのである。
天国の父・千葉真一さん(享年82)にとっての“初孫”は玉のような赤ちゃんだという。
「これまで伏せられていましたが、兄弟でW結婚を発表した後、同時期に妊娠が判明したようです。幸せが重なったことは奇跡というほかありません」(芸能リポーター)
郷敦と真剣佑は今年1月22日、千葉さんの誕生日に結婚を同時発表した。共に妻は一般女性で、年齢も含めた一切の詳細を「非公表」としている。
「郷敦さんの好きな女性のタイプは“陽”の要素が多くてよく笑う人。裏表のない明るい性格で周囲を笑顔にする奥さんはまさに理想通りの女性です」(芸能関係者)
出会いは約3年前。レストランで働いていた彼女に郷敦がひと目惚れ。店に通った上で、彼から告白したという。
「距離を縮めるまでに時間はかかりましたが、初めから互いに結婚を意識した真剣交際。早い段階で千葉さんにも紹介したそうです」(テレビ局関係者)
妻と出会ってからの郷敦は仕事面も絶好調だ。昨年、長澤まさみと共演したドラマ『エルピス -希望、あるいは災い-』(カンテレ・フジテレビ系)での演技が高い評価を受け、今年のNHK大河ドラマ『どうする家康』では阿部寛演じる武田信玄の息子・勝頼を熱演。眼力の強さで視聴者の心をわし掴みにした。
「劇中、勝頼に『そなたは、わしのすべてを注ぎ込んだ至高の逸材じゃ』と語りかける信玄の姿は千葉さんを彷彿させました。千葉さんも2人の息子に『おれを超えろ』と口癖のように言い、兄弟の活躍に目を細めていたものです」(前出・芸能リポーター)