7月17日、この日、誕生日を迎えた大竹しのぶ(66)が、自身のSNSに“家族団欒”で開かれた「合同誕生日会」の様子をアップしたことが話題になった。「合同」というのは、7月1日に68歳になった元夫の明石家さんまのお祝いも兼ねた会だったからだ。会には長男や長女のIMALU(33)らが集結し、バーベキューなどを楽しむ姿が公開された。芸能関係者が言う。
「おふたりは離婚してからも子育てを通じてずっと親しい関係だったと聞きます。さんまさんは気遣いの人で、離婚してからも大竹さんの親族の方にお歳暮を贈ったりしていたそうですよ。あるインタビューで大竹さんも、そうしたさんまさんへの感謝の気持ちをお話しされていました。SNSで家族の姿を見せるようになったのは、お二人とも歳を重ねられてよりオープンになってきたのではないでしょうか」
ふたりの“馴れ初め”は、1986年に放送された伝説の恋愛ドラマ『男女7人夏物語』(TBS系)での共演だが、実はここ数年、再び仕事で共演する機会が増えている。2021年にはさんまが企画・プロデュースした劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』で、大竹が主人公・肉子ちゃんの声優を担当して話題を呼んだ。そこで次に期待されるのが元夫婦による「ドラマ共演」だ。芸能ジャーナリスト・城下尊之氏が言う。
「『漁港の肉子ちゃん』で主演の声優を引き受けたのは、さんまさんの作品だからなのは間違いないでしょう。映画の発表会見にもさんまさんとお二人でご登場されており、メディアの注目も集めていました。そうした“話題作り”に協力することまで含めての出演だったのだと思います。
対するさんまさんは近年、ご自身ではドラマや映画にほとんど出ていませんが、今年4月、親交の深い木村拓哉さん主演の『風間公親―教場0―』(フジテレビ系)にサプライズ出演されました。もしかすると今後は、声優として出演した“お礼”に大竹さん出演のドラマで共演するという未来もあるかもしれません」
もしかすると近い将来、映画やドラマで大人になった2人のラブストーリーが再び見られる日が来るかもしれない。
※週刊ポスト2023年8月18・25日号