芸能

TBSアナから画家転身の伊東楓さん「うつ寸前」を救った親友2人と師匠・安住紳一郎

心をリフレッシュさせてくれた

大学時代の同級生が、心をリフレッシュさせてくれたという伊東楓さん(写真左)

 2016年にTBSに入社し、2021年2月のラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』を最後に退社した元アナウンサーの伊東楓さん(29)。現在は単身でドイツに渡って画家として活動している。伊東さん本人がアナウンサー時代を振り返り、彼女を支えた「秘蔵写真」とそのエピソードを語った。

 * * *
 入社2~3年目の頃、心のバランスを崩してうつ寸前だったんです。当時はとにかく激務で、月に1~2回くらいしか休みがなかった。平日は朝の情報番組『あさチャン!』に加え、『はやドキ!』という早朝番組を掛け持ちしていたし、ほかにも4時間の生放送ラジオ番組を担当したり、バラエティの収録やロケがあったりして、本当に寝る時間がない。当時は「働き方改革」もなかったので、心も体も浪費していました。

 その頃の私は、友人から連絡が来ても返信できず、交友関係も断絶。でも、そんな音信不通の頃でも唯一会っていたのが、写真に写っている2人の親友です。彼らは大学時代の同級生で、同じ放送研究会に所属していました。社会人になってからもずっと仲が良く、オフの日は引きこもりになりそうな私をいつも外に連れ出してくれた。月に1回は必ず3人で集まって、ご飯を食べたり、東京ディズニーランドとか横浜中華街とか色んな所にも遊びに行きました。

 2人との他愛もない話が、心をリフレッシュさせてくれた。彼らのおかげであの頃の私は救われたんです。休みの日にひとりで引きこもっていたら、孤独に押しつぶされていたかもしれませんね。いまでもドイツから帰国した時は必ず会っているくらい仲良しですよ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン