自他共に認める芸能界きってのK-POPファンである大沢あかね。彼女が韓国の音楽に衝撃を受けたのは、いまからちょうど20年前。母親と韓国を訪れていたときのことだ。
「当時、『韓国の安室奈美恵』といわれていたイ・ヒョリさん(44才)の『10 Minutes』のミュージックビデオがソウル市内の交差点の大型ビジョンに映し出されていたのを見て、『わあ! この人なんてかっこいいんだろう!』と鳥肌が立ったんです。その後も食堂など行く先々で、彼女の歌が流れていて、『これはなんとしても彼女のCDを買って帰ろう!』と思い、お小遣いでアルバムなどを買い込みました」(大沢・以下同)
イ・ヒョリの歌声、ファッション、たたずまい、すべてが新鮮だった。
「ただただ、かっこいいと思いました。ピタッとしたボディーコンシャスな衣装に高いヒールを履いて、歌って踊る。誰にも媚びず、強い女性の信念みたいなものを感じました。そこから韓国の音楽に興味を持つようになり、いろんなK-POPアーティストの曲を聴くようになりました」
以降、K-POP好きを公言している中で、こんなサプライズもあったという。
「15年くらい前に、いろんなところで『BIGBANGが好き』と言いまくっていたんです。そうしたら、ある日、私がレギュラーを務めるラジオ番組にサプライズでBIGBANGの全メンバーが来てくれたんです!
メンバーを前にして、あまりにも驚きすぎて当時の記憶は吹っ飛んでいるのですが、うれしかったことだけは覚えています(笑い)」
K-POP好きが講じて、2011年からは『テレビでハングル語講座』(NHK Eテレ)に生徒役でレギュラー出演も果たした。
「そのご縁で、『シークレット・ガーデン』(NHK・2012年)が放送されたときには、来日したヒロインを務めたハ・ジウォンさん(45才)や、ユン・サンヒョンさん(49才)と、お話しする機会にも恵まれました。ハ・ジウォンさんは明るくて、サバサバした人柄のかたでしたね。
そうそうユン・サンヒョンさんは、番組の公開イベントにゲスト出演してくださったんですよ。これは自慢になっちゃいますが(笑い)、サンヒョンさんからは、『あなたは人を明るくする。まるで少女時代のテヨンみたいだね』って、言われたことがあるんです。大スターなのに気取らないのが魅力なんですよね」