「ほぼ毎日更新するブログには楽しそうな日常を綴っていますが、その裏で彼は長年あるトラブルに悩まされているんです」。こう話すのは、元シブがき隊の「ふっくん」こと、布川敏和(58才)の知人だ。布川は2014年につちやかおり(58才)と離婚したが、その後も元夫婦としてテレビやYouTubeで共演。私生活でも子供や孫を交えてパーティーを開くなど、新しい家族の形として充実した日々を過ごしているように見える。そんな布川が巻き込まれたトラブルとは、遡ること4年前に起きていた。
「当時、布川さんのマネジャーを務めていたAさんという男性が、テレビ局関係者などに仮想通貨への“投資”を広めていたそうなんです。ある人には“お金を預けてくれれば、仮想通貨で増やしますよ”と話を持ちかけたりと……。
Aさんは布川さんより10才ほど年下で、人当たりもよかった。当時すでに10年近く布川さんのマネジャーを務めていたこともあって、疑うことなく彼にお金を渡した人もいました。ところが2019年頃にAさんと突然連絡がつかなくなり、失踪してしまった。お金が増えるどころか戻ってきていない人がほとんどで、中には“大金を持ち逃げされた”と激怒する人までいて。彼が集めたお金の総額は、5000万円以上とみられています」(前出・布川の知人)
Aさんとお金を渡した人の間で、どんな“契約”が交わされたのかは不明だが、いわゆる投資なら、リスクも覚悟していたはず。
「仮想通貨での投資失敗ならそう説明し対応すればいいのでしょうが、問題はAさんが消えてしまったこと。“いつかは連絡がつくはず”と思っていた人もいたようで……実は最近になって、布川さんに“Aさんに話をつけてほしい”と言い始める人もいて彼も困っているんです。
この件は、布川さんはトラブルになった後に初めて知ったんです。彼もいまさらどうしようもないという状況で……」(前出・布川の知人)
8月中旬、布川を直撃すると困惑した口調で次のように答えた。
「Aさんがいなくなった当時、お金を預けたテレビ局関係者から“Aさんとは布川さんとの仕事で知り合ったので、なんとかしてほしい”という電話がありました。でもぼくはかかわっていないし、聞いたこともなかった。だから責任をとれるわけもないし、どうすることもできないとお伝えしたんです。それはいまも同じで……ぼくも困っている状況です」
とばっちりを受けた形の布川。心が晴れる日は訪れるのだろうか。
※女性セブン2023年8月31日号