片岡愛之助(51)と藤原紀香(52)が、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』(11月23日公開)で夫婦役を演じることがわかった。愛之助は大阪府知事役、紀香は神戸市長役で、共演するのは結婚後初めて。
2人は、2016年3月に結婚。2011年に上演された紀香の主演ミュージカル『マルグリット』を愛之助が観劇したことで出会い、長らく役者仲間として付き合っていたが、交際報道をきっかけにお互い強く意識するようになり、本当に恋人になったという。結婚会見で愛之助は、「マスコミさんに感謝です」と茶目っ気たっぷりに語っていた。
「華やかなイメージがある紀香さんですが、とても夫に尽くすタイプ。かいがいしく世話を焼き、愛之助さんは家では何もしなくていいくらいリラックスして過ごしているようです。さらに健康に気を使った食事などによって、愛之助さんは幸せ太りするどころか、一層引き締まって垢抜けた印象になりました。
梨園の妻が務まるのかと結婚当初は心配する声もありましたが、紀香さんは完璧そのもので、愛之助さんは感謝してもしきれない様子です。もちろん紀香さんの見た目もタイプらしく、『整形したら離婚』と冗談めかして伝えているとか」(歌舞伎関係者)
『翔んで埼玉』を皮切りに、今後も夫婦共演がありそうだ。前出の歌舞伎関係者が、「実は年内にもうひとつ予定があると耳に挟んだ」と声をひそめて明かす。
「今秋にも歌舞伎『ルパン三世』が上演される予定だと聞いています。しかもルパン役を演じるのは愛之助さん、峰不二子役を演じるのは紀香さんだそうです。リアル峰不二子と呼ばれた紀香さんと、彼女にべた惚れの愛之助さんで、ぴったりのはまり役と言えましょう。銭形警部役は香川照之さんが務めるという話です」(前出・歌舞伎関係者)
なぜ今のタイミングで夫婦共演が解禁されたのか。
「いまや愛之助さんのブレーンのような存在となった紀香さんならではの計画がきっとあるのでしょう。歌舞伎界でネガティブな話題が続く中、今こそ愛之助さんの株を上げるチャンスと考えて、満を持して共演に踏み切ったのかもしれません。これまで慎重にタイミングを計ってきた夫婦共演がついに解禁されたことで、紀香さん自身の露出も増えそうです」(前出・歌舞伎関係者)
女優業を続けながらも、結婚後はあくまで夫優先の生活を送っていた紀香。夫婦共演が実現した背景にも、愛之助への愛情があったようだ。