警察や軍関係、暴力団組織などの内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た驚くべき真実を明かすシリーズ。今回は、話題になっている元モーニング娘。加護亜依(35才)の旅行写真など、たびたび流出するヤクザなど反社会的組織と有名人との交遊について。
* * *
8月21日の午前中、ある暴力団幹部N氏からLINEに送られてきたのは『加護亜依「稲川会現役幹部」と韓国カジノ旅行…プールでリラックス、ビール飲みながらWピース![写真入手]』というSmart FLASHの記事だ。そこには元モーニング娘。の加護さんが7月末に楽しんでいたという韓国旅行の時に撮られた写真が掲載されていた。
ヤクザはヤクザ関連のニュースや情報には目ざといものだ。六代目山口組や稲川会や住吉会といった大規模組織や特定指定暴力団に登録されているような組織の組員が関わった事件や記事は、すぐにLINEで情報が流れて拡散される。ヤクザは他のヤクザの動向に常に目を光らせているから、今回も記事が出た途端、どこかの誰かがLINEで流したのだ。
プールサイドだろうか。写真に写る男女4人はビールを飲みながらリラックスしている。加護さんはサングラスをかけ、椅子の上で立て膝をついて笑顔でWピース。左隣には一緒に行ったというママ友が座る。右隣には黄緑色の袖なしTシャツを着た男性が座っているが、両腕には肩から手首まで刺青が入り、その足にも足首までびっしりと刺青が入っている。ママ友の左隣に座る黒いTシャツの男性の左手小指は、どう見ても短い。
記事によると加護さんの右に座る男性は、稲川会二次団体の幹部を務めるX氏となっているが、幹部からのLINEではどこの組織の誰で、どういう素性かが書かれていた。一般人からすれば加護さんに目が向くところだが、彼らにとって、加護さんは二の次。一緒に写っているヤクザがどこの誰で、どういう素性なのかが気になるのだ。そのためヤクザ業界では“面が割れる”のがとにかく早い。ヤクザや半グレ、その関係者の誰かが事件や問題を起こせば、すぐに氏名や身元が判明する。わざわざ調べるまでもなく、LINEで情報が流れる頃にはすでに面が割れているのがほとんどである。