8月28日発売の「週刊ポスト」は、子供たちの夏休みも終わり平常モードに戻った国民生活を脅かす重大課題と仰天事件の深層をえぐるスクープ号。10月に始まるインボイス制度は、実はサラリーマンや年金生活者にも大きな影響を与える政府・財務省の増税戦略だった。マイナ保険証では新たに誤請求が発覚し、団体旅行解禁で押し寄せる中国人観光客は日本の山海を荒らしまくっていた。ついに始まった原発処理水の海洋放出をめぐっては、中韓のとんでもない嘘と福島差別が広がっている。
今週の見どころ読みどころ
◆日本の何十倍も放射性物質を垂れ流す中国・韓国が「福島叩き」する大暴挙
処理水放出が始まり、中国人と一部の韓国人は日本叩きを加速させている。「武力で駆逐」「日本人が飲み干せ」など口汚く罵っているが、実際には日本が放出する放射性物質は年間22兆ベクレルで自然界にもともと存在する量と比べても微々たるもの。一方、中国の原発では1か所で200兆ベクレル以上を放出し、韓国でも1か所で90兆ベクレルに達するところがある。非科学的で無知な人たちは無視するしかないのか。日本政府と東電は、こうした事実をもっと国際的に強く訴える必要がある。
◆慶応高校「さらさらヘア」「美白」より選手を鼓舞した「最強OB会」のサポート
107年ぶり、実に第2回大会以来の甲子園制覇を成し遂げた慶応高校。髪型や美容にこだわる今時の高校生らしい姿や大音声の応援が注目されたが、躍進を支えたのは自由や声援ばかりではない。慶応大学のOB会である「三田会」や野球部OB会の「日吉倶楽部」には各界で活躍する有力OBがズラリと並び、その強力なサポートが選手たちを後押ししていた。
◆訪日中国人たちの「セミ爆狩り」「ハマグリ密漁」信じられない大暴走
ついに団体旅行が解禁され、中国人の大量来日が復活しつつある。爆買いならまだありがたくもあるが(一部では買い占めや転売問題もあるものの)、今回リポートする事案は迷惑であり、犯罪だ。旅行者たちが日本の昆虫や海の幸を勝手に獲りまくり、自然環境や漁業に多大な被害が出ているというのだ。セミは珍味として、カブトムシはペットとして、そしてハマグリ、サザエ、アワビは密漁対象として狙われていた。
◆<事件の闇>元関脇・嘉風の元妻「猟銃で変死」前に会った「嘉風の知人」
44歳のA子さんが、妻子ある交際男性とともに猟銃で胸を撃たれて死んでいるのが見つかった。A子さんは嘉風の元妻で今年3月に離婚が成立していた。2年前には長女への虐待で逮捕されて罰金刑を受けた。どうやらその過去を隠して男性と交際していたようだが、デート中に嘉風の知人と会ってしまったことが事件の背景にあるとみられている。
◆マイナ保険証で高齢者に2倍、3倍の医療費が請求される深刻トラブルが発覚!
トラブルのデパートと揶揄されるマイナンバーカードで、ついに恐れていた事態が発覚した。マイナ保険証に登録された「自己負担割合」が間違っているケースが続出していたのである。本来なら本人負担1割の高齢者に2割や3割の請求が起きたというのだが、気づかずに支払ってしまった人も多そうだ。専門家は「身もふたもないが紙の保険証に戻すのが一番の防衛策」とアドバイスする。
◆「大谷翔平に興味ない」とは絶対に言えない日本が窮屈だと感じる人たち
タレントの野沢直子が日米の大谷フィーバーに「温度差がある」と言っただけで炎上し、大谷の顔を見て「むくんでいる」と発言した鈴木紗理奈も標的にされた。成績も振る舞いも絶賛されるに値する大谷とはいえ、「好きではない」「興味がない」という人はいて当然だろう。そう明かすことさえ許さない社会は健全なのか。識者たちは意外な背景を指摘した。
◆キー局女性アナウンサーたちの「真夏の大異変」5連発
5つのキー局を舞台にしたエース女性アナたちの試練の夏を追った。NHKでは絶対エースの和久田麻由子アナに「声の不調」が起き、テレ朝では産休に入る弘中綾香アナに「早期復帰」の圧力が。フジテレビでは炎暑にダンスを披露した宮司愛海アナらが続々とダウンしている。画面には映らないアナたちの苦境、苦行にはそれぞれ事情もあるようで……。
◆<10ページ大特集>10月スタート「インボイス制度」で国民を襲う1兆円大増税
産業界や多くの団体の反対を押し切ってインボイス制度がスタートする。こういう時だけ「決断力」を見せる岸田首相は、つまり役人の言いなりなのだ。この制度が財務省の悲願である「消費税とりっばぐれ解消」と「将来の消費増税」の布石であることは明白だ。まず目の前に迫った10月危機で、これまで納税義務のなかった中小業者やフリーランス、さらにその取引業者と消費者にものしかかる増税は政府試算で2500億円、民間試算では1兆円とされる。そのカネでアメリカの老朽化したミサイルを買うふざけた政権の正体を暴く。
◆<グラビア>AIカラー化でよみがえった「見たこともない関東大震災の惨状」
震災から100年を前に、被災地を記録した貴重な写真をAIでカラー化した。真っ赤な火の手が上がり、空を黒煙が覆う街で途方に暮れる人々や、上野の街を埋め尽くす避難民たち、野外で臨時授業を受ける子供たちなど、混乱と復興が生々しく伝わる画像を紹介する。
◆安倍アッキーが「電撃ネットワーク」イベントをお忍びで満喫していた
安倍元首相の一周忌も終え、昭恵夫人も徐々に平常モードの「アッキー」に戻りつつあるようだ。かねて懇意という電撃ネットワークのリーダー・南部虎弾の誕生日を記念するイベントにお忍びで訪れ、あの過激パフォーマンスを満喫していたという。二人のつながりは深く、「桜を見る会」でも交流を重ねていた。
◆阿部寛 イケメンモデルから借金地獄を経験して国民的俳優になるまで
大作ドラマ『VIVANT』で公安刑事役を熱演する阿部は、近年では『ドラゴン桜』『テルマエ・ロマエ』『下町ロケット』などドラマに映画にヒットを連発する名優だが、下積み時代には多くの苦労があった。ファッションモデルとして大ブレークし、その後はバブル崩壊で借金苦に陥るなか、「自分には顔と名前しか残っていない」と気づいて再起するまでを追った。
◆老眼、白内障、緑内障――クリアな視界と失明を分ける最新治療と新常識
目の不調は老化とともに誰にでも起き、しかも自覚症状が出にくいために対処が遅れがちだ。しかし、老眼ですら放置すれば視力を失うこともある。名医への取材から、やってはいけない治療や習慣、やるべきこととタイミングをまとめた。
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