複雑な親心の要因は、ほかにもあった。
「凌央さんも隼輝さんも、幼稚園から有名私大の系列校に入園して、そのまま大学を卒業しました。子供たちの将来のためにと、伊代さんは小学生の頃から塾にも通わせていました。それなのに次男までも不安定な芸能界に進もうとしていることに、複雑な感情を抱いたようです。ただ、それでも来たいというのであれば、伊代さんはヒロミさんと全力でサポートしようと考えているみたいですよ」(前出・伊代の友人)
9月上旬、伊代を直撃した。次男の芸能界デビューについて聞くと、
「いまはないですね。私も主人も芸能界の厳しさを知っていますから……」
と、含みを持たせて否定したのだった。その声は、母の優しさがにじんでいた。
※女性セブン2023年9月21日号