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【今日にもアレ決定!】“昭和の監督”だった阪神・岡田監督 選手、ファンからなぜ愛されるようになったのか

岡田監督

2008年の「Vやねん」騒動の反省を受け「アレ」に(写真・時事通信フォト)

 今日にも18年ぶりの「アレ」が決まる岡田阪神。いや、もう「優勝」と言っていいだろう。それほどまでに圧倒的だ。9月は負けなしの10連勝。おまけに9月12日は西勇輝が2安打完封、翌13日は青柳が6回無失点。今季絶不調だった大黒柱2人が復調を見せ、CS、日本シリーズにも期待が募る。

 4年間指揮を振るった矢野燿大前監督が昨季限りで退任。全てのシーズンでAクラスに入ったが、リーグ優勝には届かなかった。そこで、王座奪回を使命に白羽の矢を立てられたのが、岡田彰布監督だった。2005年にリーグ優勝に導くなど名将として知られ、15年ぶりの古巣復帰となったが、就任前に不安の声がないわけではなかった。

「矢野さんは選手との距離が近く、慕っている選手が多かった。岡田さんは根っこが気遣いの人だけど、言葉がぶっきらぼうに聞こえることがあり、『若手の選手たちと溝ができてしまうのではないか』と危惧する声がありました。各球団の監督が若返っている中、65歳と高齢であることも時代に逆行しているイメージがあった」(在阪スポーツ紙デスク)

 かつての岡田監督を知る別のスポーツ紙記者もこう語る。

「以前の岡田監督は気が合わない選手を遠ざけることが度々あった。トレードに出した選手は“岡田監督が気に食わなかったから”なんて噂が出たことも。また、結果論で選手を責めることもあった。いわゆる“昭和の監督”という感じで。中継ぎ投手は酷使されて、1~2年で潰れてしまう選手も多く、ファンからも心配の声は少なくなかった」

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