スポーツ

【阪神アレ目前!】今日のスポーツ紙は「アレ」「優勝」をどう使い分けていたか 紙面を数えて検証してみた

「語録」も注目される岡田監督(時事通信フォト)

「語録」も注目される岡田監督(時事通信フォト)

 9月13日、阪神が巨人に4対0と快勝。2位の広島が敗れたため、優勝マジックは「1」になった。阪神の岡田彰布監督は昨秋の就任時から「優勝」を「アレ」と言い続けているため、翌14日のスポーツ紙には「アレ」の文字が並んだ。

 一体、スポーツ紙各紙は、何回「アレ」(ARE、A.R.E含む)を使用したのか。14日の東京版全6紙をカウントした(阪神対巨人の関連記事、社会面や芸能面の阪神言及記事を集計。見出し、リード、本文、キャプション、表、4コマ漫画を対象)。

【9月14日の「アレ」(ARE、A.R.E)登場回数】
1位:134回 日刊スポーツ
2位:39回 デイリースポーツ
3位タイ:11回 スポーツニッポン
3位タイ:11回 スポーツ報知
5位:9回 サンケイスポーツ
6位:2回 東京中日スポーツ

【※デイリーには才木浩人のコメントで、〈そんなに気負うアレもないので〉とあった。また、報知には〈アレ!? 0点0点〉という巨人打線に対する見出しもあった。これらは優勝の意味ではなくても、岡田監督の「アレ」に引っ掛けていると考えられる。いずれもカウントした】

 トップは阪神贔屓で知られるデイリーではなく、日刊だった。断トツ1位の理由は3面を「アレ」という黄色の文字で囲んだためで、縦に28個ずつ、横は上に29個、下に26個の「アレ」が並んだ。下の右端は「ア18年ぶりレア」で結んでいる。

 スポーツ紙の購読者のほとんどは「アレ」の意味を知っているはずだが、中にはわからない人もいるだろう。各紙は「優勝」と何回書いたのか(カウントの条件は上記と同じ)。

【9月14日の「優勝」登場回数】
1位:27回 スポーツニッポン
2位:21回 デイリースポーツ
3位:20回 サンケイスポーツ
4位:19回 スポーツ報知
5位:17回 日刊スポーツ
6位:5回 東京中日スポーツ

【※報知には巨人について「優勝の可能性が消滅した前夜」などの表現もあったが、阪神対巨人戦の関連記事のためカウントしている】

 スポニチは一面の見出しで〈今日(虎のイラスト)優勝 M1!! 甲子園で!! もうアレぼかさんでええ!!〉と宣言。そのためか、「優勝」の回数が増えている。また他紙も含め、2003年や2005年など過去のVに関する記述もあるので、必然的に「優勝」の文字は多くなる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《体調不良で「薬コンプリート!」投稿》広末涼子の不審な動きに「服用中のクスリが影響した可能性は…」専門家が解説
NEWSポストセブン
いい意味での“普通さ”が魅力の今田美桜 (C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
朝ドラ『あんぱん』ヒロイン役の今田美桜、母校の校長が明かした「オーラなき中学時代」 同郷の橋本環奈、浜崎あゆみ、酒井法子と異なる“普通さ”
週刊ポスト
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン