出生した岡崎城の次の居城・浜松城。三方ヶ原の戦いで武田信玄に「人生最大の敗北」を喫し、命からがら城に戻った(JR浜松駅)
「ゆかりの城を訪れると、家康が実は波乱の連続の人生を送り、その都度悩み、動揺していたことを実感します。周囲に目をやり、実際に歩いてみると歴史小説を読んで想像していた光景が目の前に浮かび、中身が濃く、発見の連続の旅となります」 ──こう話すのは、歴史好き、城好きとして知られる俳優の石原良純さん。
本誌・週刊ポストで掲載中の石原さんの東海道新幹線を使った史跡めぐりの連載も、めでたく書籍化(『東海道新幹線で行く 史跡めぐりの旅』)。この秋、本を片手に、東海道新幹線で家康ゆかりの史跡を巡ってみてはいかがだろうか。
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取材・文/鈴木洋史
撮影/太田真三
地図/地図屋もりそん
提供:JR東海
今川氏の“人質”時代に元服式を行なった静岡浅間神社。以来深い関係が生まれ、戦火で焼失すると再建するなどした(JR静岡駅)
日本三大梵鐘のひとつに数えられる方広寺の梵鐘。刻まれた銘文の言葉が家康に非難され、大坂の陣の引き金になった(JR京都駅)
方広寺・浜松城・静岡浅間神社とJR東海道新幹線の位置関係
『石原良純責任編集 東海道新幹線で行く 史跡めぐりの旅』(税込1870円、小学館刊)。石原良純氏が6年掛けて旅した東海道新幹線沿線の史跡35か所を、圧巻のビジュアルで紹介。歴史の舞台が動き出す!