女優の広瀬アリス(28)が主演を務めるドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)が10月17日にスタートする。同作で広瀬は非正規雇用歴12年目で、生活においても運に見放された女性・佐弥子を演じる。どん底の生活の中で30歳を迎えた佐弥子は謎の大学生・小笠原(道枝駿佑・21)に出会ったことにより一念発起し、大学生となる。そこで恋に勉強に奮闘していくという「ふたたびの青春(アオハル)」をテーマとした胸キュンストーリーだ。ドラマウォッチャーはこう言う。
「アリスさんは昨年4月から放送されたドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)と、同時期放送のドラマ『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』(日本テレビ系)の2作で主演を務めている間に、体調不良で出演予定の舞台を降板。
現在は大河ドラマ『どうする家康』(NHK)にも出演中の彼女ですが、休養期間を経て以来、1年ぶりのドラマ主演となります。明るくエネルギッシュなイメージの強いアリスさんが、休養期間を経て、様々な感情を体現できるようになっていると専らの評判です。『どん底のアラサー学生』をどう演じるのか、放送前から期待されています」
本誌・週刊ポストはそんな注目ドラマのロケ現場をいち早くキャッチしていた。9月初旬の20時過ぎ頃、新橋の飲み屋街で50~60人のスタッフが集まる大規模なロケ隊を発見。見ると中央には、広瀬と、同作で広瀬の先輩OL役を務めるタレント・イモトアヤコ(37)の姿があった。居合わせた男性が当時の様子をこう話す。
「その日は、広瀬さんとイモトさんが酔っ払って肩を組んで歩くシーンなどを撮影していました。イモトさんがタクシーに乗り込み、酔った広瀬さんを置いて先に帰るシーンでは、残された広瀬さんがイモトさんを呼び止めるように大きな声で叫ぶのですが、その声があまりにも大きく、かつリアルで、行き交うサラリーマンたちもびっくりして振り返っていました」
男性によると、撮影の合間には2人とも目立たないように細い裏路地で待機していたというが、そこで広瀬が驚きの行動に出たという。
「大声を出すための顔面のウォーミングアップなのか、その場であごを大きく前に突き出した『アイーン』のような“変顔”をし出したのです。あんな美人女優なのに変顔のバリエーションは意外と豊富で、側にいたスタッフも思わず笑い出していました」