創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題をめぐって、ジャニーズ事務所の激動が続く中、木村拓哉(50才)が動いた――。
広告スポンサーの撤退が相次ぎ、10月2日に予定される経営体制発表では、社名変更や新会社設立など大胆な改革案を提示するとみられる。この間、木村はさまざまな策を講じてきた。そのひとつが、東山紀之新社長(56才)らとの会食だ。
「9月7日の会見で東山さんは木村さんと藤島ジュリー景子前社長、井ノ原快彦さん(47才)、国分太一さん(49才)ら幹部タレントと会食したことを明らかにしましたが、そこで木村さんは事務所のタレントやスタッフに対する熱い思いをぶちまけたそうです。
さらに事務所の今後について、変えなければいけないことと継承していくことを明確にして、世の中に伝えるべきだという姿勢も明らかにしたようです」(芸能関係者)
自身の意見を新社長に提言するのと時を同じくして、木村はある提案も行っていたという。
「木村さんは『後輩たちとフランクに話せる場を作りたい』と井ノ原さんや国分さんに声をかけ、メッセージアプリでグループを作ったそうです。すると木村さんを慕う多くの後輩が集い、瞬く間にひとクラスに相当する規模のグループになったとか。
自分が食べたいものを持ち寄って歓談するという手作りの食事会を何度か開き、腹を割った話し合いを進めたと聞きます」(前出・芸能関係者)
9月22日には、伊藤英明(48才)主演の舞台『橋からの眺め』を観劇した。木村の精力的な活動に芸能関係者も舌を巻く。
「木村さんはこの数日前、都内で行われたDA PUMPのツアーの初日公演をお忍びで訪れていました。その前には山下達郎さんのライブにも顔を出されています。いま、ジャニーズ事務所に所属する多くのタレントが外部との接触を避けるかのように、おとなしくしている印象です。何をやってもバッシングされかねない状況ですから、目立ちたくないのが本音でしょうが、そんな中でも、木村さんは積極的に交流しています。何とか事務所を立て直したいという気持ちの表れなのでしょう」(芸能関係者)
9月28日発売の『女性セブン』では、木村が主演するドラマ『教場』(フジテレビ系)のスペシャルドラマが制作延期になった「本当の理由」、来春に映画化されるという木村の主演ドラマの情報などについて詳報している。