芸能

【全文公開】松嶋菜々子、復活『GTO』で夫・反町隆史と共演 なぜいま夫婦共演が“解禁”となったのか?

街ブラデートを楽しんでいたふたり(2023年2月)

街ブラデートを楽しんでいたふたり(2023年2月)

 女性たちの心をわし掴みにし、社会現象になったドラマ『やまとなでしこ』(2000年、フジテレビ系)から20年以上たっても、松嶋菜々子(49才)の輝きは変わらない。妻として母として、働く女性として多忙を極める彼女だが、子育てが一段落したいま、ある決断をしたという。

 現在放送中の『どうする家康』(NHK)で、松嶋菜々子は、21年ぶりの大河ドラマ出演を果たした。

「松本潤さん(40才)演じる徳川家康の母親・於大の方役は、強気でたくましいキャラクターで、松嶋さんのハマり役です。松本さんとは、『花より男子』(フジテレビ系)や『となりのチカラ』(テレビ朝日系)でも共演していますから、気心の知れた“母子役”を楽しめているようです」(NHK関係者)

 たいていの大河ドラマでは、本編終了後に、その放送回のキーパーソン縁の地や、大きな出来事があった場所を巡る『紀行コーナー』が設けられている。これまではただ映像が流れるだけだったのに対し、今作では、俳優陣が実際にその場に足を運んだ際の様子が映し出されるという、新しい試みが行われた。

「松嶋さんは、於大の方の像が設置されている愛知県刈谷市へ赴き、於大の方の出身である水野氏の菩提寺『楞厳寺』などを訪れました。“自分が演じる役を、より身近に感じられた”と松嶋さんは話し、とても充実した時間を過ごせたようでした」(前出・NHK関係者)

 1992年にデビュー後、朝ドラでも大河ドラマでも主演を張った数少ない女優のひとりである松嶋へのオファーは絶えない。『週刊女性』(2023年10月3日号)は、来年1月クールの連続ドラマ主演に、松嶋が内定したと報じた。これに驚いたのはドラマ制作関係者だ。

「曜日や時間帯は異なりますが、同じクールで、夫の反町隆史さん(49才)も連ドラで主演をするんです。2001年の結婚後、2004年に長女、2007年に次女が誕生して以降は、お互いのスケジュールを調整して“重複”がないよう仕事と子育てを両立してきましたからね。それだけに、夫婦の“ガチンコ”はかなり話題になっています」

『POISON』

 松嶋と反町は、1998年の『GTO』(フジテレビ系)での共演をきっかけに交際をスタートさせた。同名漫画が原作で、反町演じる元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマだ。平均視聴率(世帯)は28.5%(関東地区)を記録し、反町自身が作詞し、歌った主題歌『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』がスマッシュヒットするなど、平成を代表する伝説的ドラマとなった。

 松嶋は同僚教師の冬月あずさ役で出演。生徒役には、若き日の小栗旬(40才)や窪塚洋介(44才)、池内博之(46才)、山崎裕太(42才)らがいた。そのドラマが来春、スペシャルドラマ『GTOリバイバル』として放送されることが明らかになった。物語は、鬼塚が問題だらけの高校に教師として赴任するところから始まるという。

「これまで、制作側は何度も『GTO』の続編オファーを出してきましたが、実現することはありませんでした。続編を作るとなると、松嶋さんの出演は避けては通れません。ただ、お互いのフィールドを邪魔しないよう配慮し合っているので、夫婦共演の実現は難しかったんです。

 ところが今回のスペシャルドラマで、ついに夫婦共演が“解禁”されるんです。松嶋さんは全編に出続けるわけではなく、スポット的な出演ですが、9月中旬に2日ほどかけてロケが行われました」(芸能関係者)

『GTO』以来、ドラマはおろかCMなどでも、ふたりの共演はほとんどない。松嶋が主演した2002年の大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』に、反町が織田信長役で出演したぐらいだ。

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン