10月2日、「ねとらぼ調査隊」がアンケートサイト「ボイスノート」協力のもとで全国の50代を対象に行なった「一番心に残っている歴代乃木坂46のセンター」というアンケート結果を発表。そこで現在女優としても活躍中の西野七瀬(5位)や齋藤飛鳥(6位)を抑え、4位にランクインしたのが生田絵梨花(26)だ。
生田は9月13日に最終回を迎えた俳優・赤楚衛二(29)主演のドラマ『こっち向いてよ、向井くん』(日本テレビ系)で赤楚の「どうしても忘れられない10年間付き合った元カノ」役を演じ、「引きずってしまう元カノという言葉がぴったりくる美貌と愛嬌」「2人が交際していた時期の仲睦まじいシーンがリアル」などと話題を呼んだ。
本作は、赤楚演じるルックス、雰囲気、仕事と三拍子そろった独身サラリーマンの向井悟が、生田演じる元カノ・美和子や、次々と現われる“恋に落ちるかもしれない”女性たちに翻弄されながら、周囲の「恋愛迷子」たちと「新たな恋」を模索していくというラブストーリーだ。
本誌・週刊ポストは、そんな赤楚と、彼の「忘れられない女性」を演じる生田のロケ現場をキャッチしていた。8月初旬の夕刻、都内オフィス街の歩道で、街灯に電飾を仕込んだり、路面に照明を置いたりと、かなり大掛かりな撮影準備をしているロケ隊を発見。
準備が整ったのか、しばらくすると主演の赤楚と、「元カノ」生田が登場。2人で仲良く話をするシーンを、カメラの角度を変えながら何テイクも撮影していたという。現場に居合わせたファン男性が、当時の様子をこのように話す。
「カメラが止まっている間も、2人は楽しそうに話していて、生田さんの話に赤楚さんが爆笑するなど、かなりいい雰囲気でしたね。赤楚さんは疲れがたまっていたのか、大きなあくびをする時もあったのですが、そんなときも生田さんがニコニコ見守っていて……。
そして何よりも目をひいたのは、生田さんの、その佇まいです。今期流行りの透け感のある淡いピンクのシースルーのブラウスを着ていて、真っ白な首筋がなんとも艶めかしくて……。主人公の赤楚さんを振り回す役柄にぴったりだと思いました」
生田は元乃木坂46在籍中には、「乃木坂の至宝」と言われていた逸材だという。芸能関係者が言う。
「類をみない努力家でもある生田さんは、その自己研鑽ぶりから“変人”“怪物”とまで言われています。そんな彼女の最終目的はミュージカルスターであり、舞台女優。『レ・ミゼラブル』のコゼット役をはじめ、さまざまなミュージカルの大役に起用されている。
そんな彼女がこのところドラマに立て続けに出演しているのは、『舞台にお客さんを呼ぶため』だと言います。無料で見ることができるテレビやインターネットの動画とは違い、ミュージカルや舞台は自分でチケットを買い、劇場に足を運ばなくてはいけない。『普段、舞台に行くことがない客層の方にも劇場に来てもらいたい。舞台の敷居がそんなに高くないということをわかってほしい』という理由で、彼女は知名度を上げるためにドラマやバラエティに出続けているのです」
6歳でミュージカル『アニー』を見てから、舞台への道を志したという生田。今後も活躍の幅を広げていきそうだ。