GENICのメンバーとして音楽活動をする一方、俳優として、これまでにもドラマ『機界戦隊ゼンカイジャー』やミュージカル『東京ラブストーリー』などの話題作に出演してきた増子敦貴。俳優として新たに挑んでいるのは、人気BLマンガが原作のドラマ『体感予報』(※放送エリアによって放送日時は異なる)。今回は、俳優とアーティスト活動などで、さまざまな顔を見せる増子の本当の素顔に接近!【全4回中の第3回】
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──俳優のほか、ソロのお仕事としてNATSLIVE(ナッツライブ)の配信レギュラー番組『北極辛飯!アツキ商店』では、料理をされています。前回のお話で高所は苦手とのことですが、料理で火を扱うことへの恐怖心はないんでしょうか?
はい。近くにシンクがあって、水がすぐに出るので(笑い)。でも、崖っぷちに立つのは漫画の世界じゃなければ、落ちそうになっても助けてもらえないと思っているので怖いんです。ただし、撮影のためなら高所の崖っぷちでも頑張る……というのがぼくのポリシーですね!
──ちなみに、料理をするようになったきっかけは?
実は『北極辛飯!アツキ商店』が、きっかけなんです。
──意外でした。もともと料理が得意だったわけではないんですね?
はい。全然、得意だったわけじゃないんです。最初は“短冊切り”って言われても、短冊=願い事でも書くの?って思っていたくらいでした(笑い)。最近はやっと形になってきましたけど、最初の頃はリハーサルもすごく時間をかけてやっていました。
──料理では失敗も結構ありますか?
正直、何が失敗なのかも分かっていないんですけど(笑い)。たとえば、食材を切ることで言えば、とりあえず切れていればぼくの中では合格です。あとは、やっぱり最終的な味付けが、成功か失敗かの分かれ道かなと思います。