タレント・MEGUMI(42才)とDragon Ashのボーカル・降谷建志(44才)の離婚が報じられた。仲がよかったはずの夫婦に、どんな気持ちの変化があったのだろうか。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが分析する。
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人任せにせず自分で汗を流し納得いくまでやり抜く
何が驚いたってMEGUMIさん(42才)「離婚へ」という報道ぐらいビックリしたことは近年なかったように思います。芸能人カップルの離婚でいったら杏サン(37才)と東出昌大サン(35才)以来の衝撃だったでしょうか。それぞれが輝いていて、ツーショットも本当にカッコよくて、傍から見ていたら、うまくいっていないなんて微塵も感じられなかった夫婦の離婚……。
「嘘をつきたくないんで」とMEGUMIさんは記者の直撃に対し否定をせず、別居していることも明かしたのでした。
今年もっとも活躍した女性芸能人は誰かというアンケートをとったならば、MEGUMIさんはベスト3には入るはずです。特に、あの田中みな実サン(36才)に勝るとも劣らない“美容番長”ぶりは多くの女性たちから支持を受け、自身が試してよかったコスメや美容法を包み隠さず記した著書『キレイはこれでつくれます』は35万部を売り上げるベストセラーに。
「ちゃんとした女優になりたい」とコミットして10年。体当たりともいうべき演技が光った映画『台風家族』『ひとよ』が評価され、「第62回ブルーリボン賞」で助演女優賞を受賞したのは2020年でした。
実業家としてもさまざまなことにチャレンジしていらして、2016年、石川県金沢市にオープンした『Cafe たもん』は、すっかり地元の人気店になっています。
芸能人がオーナーの飲食店が人気店になるためには、店主の顔が見え続けていることであり、それはイコール自らお店に出たり、近隣店の経営者さんや地元のお客さまたちと、熱が感じられるコミュニケーションをとったりすることがいちばんです。
MEGUMIさんはそれをちゃんとやっていたんですよね。しかも、地元の食材を使ったメニュー開発から店の内装、スタッフのユニホーム、ロゴなど細部にもMEGUMIさん本人がかかわっていらしたのです。だからこそ、人気店が多数立ち並ぶ観光地・ひがし茶屋街でも、ちゃんとやっていけているのです。