10月4日正午ごろに起こした「当て逃げ事故」を機に、当面の芸能活動自粛を発表したFUJIWARAの藤本敏史(52)。芸歴34年のベテラン芸人で、レギュラー番組は0本ながら単発出演が多く、“パクリ芸”や“ガヤ芸”の第一人者としてバラエティ界で活躍中だった。“フジモン”という愛称で先輩からも後輩からも愛される人気芸人だけに、彼の自粛を惜しむ声は多い。
「すでに大ベテランといっていいキャリアですが物腰は低く、スタッフや共演者からの評判もいい。なによりフジモンさんの“ガヤ芸”がいつも的確で、番組を間違いなく盛り上げてくれますし、ギャラもそこまで高くはないので、タレントや芸人がたくさん出演するバラエティ番組では重宝されています。ここ数年は高齢の視聴者から人気の番組『プレバト‼』で俳句のセンスもさく裂しており、永世名人の座にいるほどの活躍ぶりなので、老若男女から認知されている稀有な芸人さんですね」(芸能関係者)
このまましばらく自粛期間に入ることになる藤本だが、本人以上にこのことで不安を抱えているのが、元妻かもしれない。藤本は2010年に木下優樹菜と結婚、娘を2人もうけたが、2019年末に離婚していた。親権は木下が持つことになったものの、藤本も子育てには参加し、現在に至るまで家族の交流は続いている。
木下は2020年にタピオカ騒動を受けて芸能界を引退、2021年10月以降に芸能活動を再開しているが、いまだテレビの地上波に出られないなど、収入面では厳しいと言わざるをえない。そのため、実質、離婚した元妻を含めて家族を支えているのは藤本だという。藤本を知る放送作家が明かす。
「現在、木下さんと2人の娘さんは、フジモンさんが2億円で購入したと言われている高級マンションに住んでいるようです。購入時に組んだのは35年ローンで、彼はその家のローンを払いながら、別に自分の部屋を借り、毎月の養育費と娘さんふたりのインターナショナルスクール代も負担しています。よく芸人仲間と飲んでいるときに『家族への支払いが多すぎる』と嘆いていましたよ。